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鎧屋通信

サークル名変更に伴いblog名も変更しました。NFLの話題が中心。 自転車ロード・デカスロン・バイアスロン・ダーツにも言及。


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王城戦徒然
あんぴさん、こんばんはです。

>泥門が辛抱しながら反撃の機会を狙うパターンになっています。
>この辺が盛り上がらないと言われる部分なのかもしれませんが、
>このような細かいやりあいこそがアメフトの面白さなので、
>そういう面白みを知ってほしいなと思います。
 自分のブログで書こうと思っていたことなのですけれど、ジャンプは私、基本的に立ち読みですので次の巻が出るまでは黙っているつもりでした(……よそのブログで、「今の展開、立ち読みの人にはあんまり気にならないのかもしれない」と言われたことがありまして。私のことではないのかもしれませんが、私が基本立ち読みなのは事実ですから、自粛していました)。ですが敢えて。長文ですがお許し下さい。


 個人的には、神龍寺戦がドラマで、王城戦はテレビ中継のようなスタンスだったと思います。
 VS神龍寺の時には、基本的には泥門のメンバーにスポットを当てていれば特に問題はありません。実際、神龍寺メンバーで試合中に光が当たったのは、試合前から(読者に)そんなに悪印象を持たれていなかった雲水だけです。あくまでもあの試合は、『泥門デビルバッツの試合』なんですよね。ラストドライブの緊張感は(一部、ファーストダウンの描写にミスがあったにせよ)ものすごいものがあり、その点で名勝負であったことは間違いありませんけど。

 王城戦はそうはいきません。王城は、物語を通してずっと描かれてきた『もう一つの主人公チーム』ですから。泥門主体に描くのはNGです。なので神龍寺戦のような手法は使えません。だとするとどうすればいいのか。その答えが、あえて描き手に主体性を持たせずに両方を中立に描くことだったように思います(確かに泥門寄りであることは事実ですが)。だからテレビ中継。
 『ヒル魔とモン太とセナ、それから高見と桜庭と進しか目立ってない』という意見がネットでは多かったですが、TVの試合中継なんて普通後衛しか映らないけど? それが何か? でないと、『泥門VS王城』にならないと思いますけど? というのが私の意見ですね(まぁ、昨シーズンしかNFL見てない私が言うのもかなりナニですけど。しかも今年のWeek1は忙しすぎて見逃しましたし)。
 まぁ、ある程度ラインのこともフォローすべきだったと言われれば私も返す言葉はないのですが、それやってると試合のテンポが悪くなります。多分、猪狩とか大田原については稲垣先生が泣く泣く削ったエピソード内に入っているのではないかと思います(神龍寺戦では本当は山伏がもっと活躍するはずが、いろいろあってその話が削られたということですし)。
 個人的には王城戦、私は好きです。

 本庄さんについては唐突だったのは今でも少々違和感です。ですけど、多分これから話に絡んでくるのは期待できると思います。それっぽいことを言って去っていきましたから。ですが、あの時いただいた拍手レスの本当の意味が、このエントリーでわかったように思います。

 すいません……。長文書いてしまいまして。
 これからもよろしくお願いします。
Re:王城戦徒然
面白い論、ありがとうございます。コメントランであろうが長々と語ってもらっても結構ですので、是非どんどんと書き込みください。議論した方が互いに理解も深まると思いますので。
テレビ中継というのは面白い考え方だと思います。ただ、テレビ中継的になるのはアメフトという競技上仕方がありません。これまででもラインについて描写しすぎな位だったと思っていますから。(これについてはまた後で)

以下幾つか気になった点について

>「今の展開、立ち読みの人にはあんまり気にならないのかもしれない」
えらく尊大な物言いですね。モヒカン族(見習)らしくなく穿ってみると、雑誌で読んでいる自分の方が深く読めている、とでも言いたいのかと思ってしまいます。

>ラインのこともフォローすべきだった
確かに描写は無かったですが、これは僕は以前から書いている通り「セナやヒル魔、進などが有る程度自由に動けているのはラインの尽力のおかげ」と思っていますので、十分すぎるほどの描写だったとは思っています。ただその十分という感覚は、TVなどで実際の試合を見た人には感じやすいが、それ以外の人に感じにくいのは問題だったかもしれませんが……昔から縁の下の力持ち的な描写はされていたので、大きな瑕疵ではないと思っています。
この前、GAORAで放送されたNE@NYJ戦で、『分かっている人間には分かるんですが、普通のビューワーが見てもなかなかそのオフェンスラインの功績というのは見えてきませんけども』と実況の近藤祐司さんが発言していましたがまさにその通りで、僕自身も1つのプレイで3回以上見ないとオフェンスラインの動きを把握しきる事が出来ません。その戦略的な意味となると、さらに多くの回数を要することとなります(だからこそ専門誌の解説が役に立つのですが)。それ位、実際のアメフトでのラインの功績は分かりにくいものなので、繰り返しになりますがアイシールドでは良く描いている方だと思っています。

>ファーストダウンの描写にミスがあった
これはどの部分なのか興味が有ります。ある程度予想は出来るのですが、どの部分かご教示していただけないでしょうか。ちなみに稲垣さんがテレビでアメフトを知ったという事から、アイシールドではNFLルールを基本に使っている事は以前から言われていました(NCAAルール≒日本でのルールも混合していますが)。ですので、高校生ルールを全て当てはめるのはあまり良くないと僕個人は思っています。

とりあえず以上で、この部分に答えてほしいという事が有りましたら、また指定していただければと思います。
またまた書き込み
 あんぴさん、私事で家を空けておりまして、遅くなりました。申しわけありません。

 オフェンスラインの解説ありがとうございます。
 唯一記録のつかないポジションながら、縁の下の力持ちとして無くてはならないポジションですから、確かに後衛がまともにプレーできること自体がラインの奮闘の結果と言えますよね。

>>ファーストダウンの描写にミスがあった
>これはどの部分なのか興味が有ります。
 神龍寺戦のスタッツ表を作ろうとした時に、作中描写のあったプレーについてはちくちくと書き出したことがあります(実際にはドライブスタートの位置があまりにも不確定すぎて、前提条件を多用する中途半端な代物になったのですが)。その時に気が付いたものです。
神龍寺戦のラストドライブは原作193話から199話の7話にわたっています。
最初のプレーから書き出すと、
ドライブ開始:泥門陣3ヤード
1st down:ラン2ヤード(セナ) (残り95ヤード)
2nd down:スパイク
3rd down:ラン8ヤード(セナ) (残り87ヤード)
まずはここでファーストダウンを取ります。
1st down:ラン5ヤード(セナ) (残り82ヤード)
2nd down:スパイク
3rd down:パス9ヤード(夏彦) (残り73ヤード)
 描写はありませんけど、ここでもう一度ファーストダウンを取っていると考えられます。
1st down:スパイク(直前のパスがインフィールドで終わったと思われます)
2nd down:パス失敗(モン太)
3rd down:ラン5ヤード(セナ) (残り68ヤード)
 ここで作中ではファーストダウンのコールが入ります。
1st down:(作中では描かれていませんが多分ここで1回スパイク)
2nd down:パス9ヤード(夏彦) (残り59ヤード)
3rd down:パス39ヤード(モン太) (残り20ヤード)
 全く作中では描写がありませんけど(それどころじゃなかったですから)、ここでファーストダウンですよね。
1st down:パス20ヤード(ヒル魔)→タッチダウン
 ……原作通り書き出すこうなるわけですが、スパイク→パス失敗→ラン5ヤードの3プレーでファーストダウンのコールが入っています。『ファーストダウンの描写にミス』と書いたのはこれについてです。……特殊ルールにつきこれはOKとか無いですよね?? ちなみに、前述のとおり私はジャンプは立ち読みなために該当号の本誌は現在手元にありません。初版の単行本がソースです。
Re:またまた書き込み
描写というか計算のミスなのですね。自分の感想でも描いていましたがおかしい部分でした。
無題
はじめまして

>立ち読みの件
立ち読みで1~2度しか目を通さない人と、ジャンプを購入して何度もジックリ目を通す人では、明らかに後者の方が読み込めると思いませんか?

>一部しか目だっていない
瀧や雪光やラインはどうでもいいんでしょうか?
仮に泣く泣く削ったんだとしても、稲垣氏は神龍寺戦でも同じことをしているわけで、それは構成ミスとしか言いようが無いと思います。

それとも春から因縁のあった栗田と大田原がスルーされるのは漫画として正しいんでしょうか。
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