Milan-Sanremo 2012 大会公式サイト
http://www.milansanremo.co.uk/
コース図等
http://www.milansanremo.co.uk/2011/2011_maps_profiles.html
いよいよクラシックレースの放送もスタート。
今年は298kmととんでもない距離を走るミラノ~サンレモ。
残り25km内で2つの大きな丘があり、
スプリンター以外にもチャンスがあるレイアウトです。
実況はSaschaさん、解説は飯島誠さん、永井孝樹さん。
放送開始時点では9人が逃げており195km地点付近を走行中、
大集団とは5分15秒ほどの差がついていました。
放送が開始してすぐにカヴェンディッシュが遅れ始めます。
これはゴール前の2つの丘を越えるのも厳しいかな。
1分半以上も遅れたので集団に戻ること自体が難しそう。
逃げ集団でも1人が遅れ8人になっていました。
カヴェンディッシュ以外にも遅れた選手が多く出ていたようで
2つの追走集団が出来ていました。
そしてカヴェンディッシュを置き去りにしようと大集団はペースアップ。
このペースアップで逃げ集団との差が一気に詰まっていきました。
残り60km付近で、大集団に迫られた逃げ集団から
ベルドスが単独で抜け出します。
しかしベルドスの単独逃げも3kmほどで終了、
先頭は大集団に交代となりました。
落車などもありましたが、大集団が先頭
カヴェのいる集団が追走という形でレースは進行していきます。
カヴェの集団は4分以上遅れたので、優勝の目はなくなったかな。
Cipressaに入る前に、集団では位置取り争いが加熱。
そして登坂に入ってまず仕掛けたのはビーラ、
ここにフーガーランドが追いつき2人で逃げていきます。
大集団で落車が発生、ジルベールが巻き込まれてしまいました。
優勝候補にまさかのアクシデント発生、これは痛すぎる。
そして先頭の集団も分裂しましたが、これは抜け出した集団が
意思の疎通がされておらずすぐに大集団に吸収されます。
Poggio Di Sanremoの登坂に突入。
最初に仕掛けたのはアニョーリ、この動きに他の選手はついていかず。
ちょっと間を開いて、ルイスが抜け出し
アニョーリをパスし単独で先頭に立ちました。
続いてフーガーランドがアタック、一気にルイスを抜き去ります。
そしてニバリ、ジェランスがアタック、優勝候補が仕掛けてきました。
Poggio Di Sanremoの頂上をニバリ、ジェランス、
カンチェッラーラの3人が先行sちえ通過。
大集団は5秒遅れですが、下りはテクニカルなので
ここで差が開くと逃げが決まる可能性もあります。
下りが終わりほぼ平坦な残り3kmに突入、
差は12秒、これは逃げ切りの可能性がありそうです。
残り1kmのアーチを抜け、追走の集団も一気に迫ってきました。
しかし前3人は粘り続けこの3人の争いに持ち込みました。
最後は2番手に居たジェランスがカンチェッラーラを抑えて優勝。
追走集団は2秒差でゴール、追い上げは僅かに届きませんでした。
面白い展開だったわー。
・成績
1位 6h 59m 24s サイモン・ジェランス(GEC)
2位 same time ファビアン・カンチェッラーラ(RNT)
3位 same time ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
http://www.milansanremo.co.uk/2012-result.html
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