大会公式サイト
http://www.letour.fr/indexPRX_us.html
Paris-Roubaix 2012【257.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2012/PRX/LIVE/us/le_parcours.html
http://www.letour.fr/PHOTOS/PRX/2012/100/PROFILVIGNETTE.gif
総距離50kmを超える27つの石畳……
過酷なレース、パリ~ルーベは今年も鬼畜。
実力はもちろん、トラブルに見舞われないという
ツキも要求される、非常に厳しいワンデーレースです。
実況はSaschaさん、解説飯島誠さん
ゲストにお久しぶりなフローラン・ダバディさん。
放送開始時点では12人が逃げており128km地点を走行中
大集団とは4分強の差が付いていました。
放送開始直後、Capelle-sur-Écaillon à Ruesnesにて
大集団内で落車が発生、多くの選手が巻き込まれました。
この後タイム差は少しずつ広がり5分台に。
第21セクションAulnoy-lez-Valenciennes - Famarsで落車が発生。
巻き込まれていない選手は自転車を担いで
畑を通って落車発生地点を避けていこうとします。
これロードレースじゃなくてシクロクロスみたい……
これで集団が分裂、BMCが後ろの集団を引き離そうとしましたが、
後ろの集団も意思がしっかり固まっており
きっちり仕事をしあって前の集団に追いつきました。
第16セクションTrouée d’Arenbergに突入。
直後に逃げ12人の中で落車が発生。
すぐに戻れないような感じの倒れ方していたけど大丈夫かな……
大集団では落車は起きていないものの、トラブルが続発。
さすが5つ星の石畳、凶悪です。
逃げ集団は8人に、大集団もかなり削られた感じです。
フレチャ、バッラン、カスペールら6人の追走集団が形成。
これは危険なメンバーが揃っていますな。
しかしステーグマンスの牽きで差が詰まっていき
Beuvry-la-Forêt à Orchiesに入る前には視界に捉えます。
第12セクションOrchiesでトゥルゴーが単独で飛び出す形に。
アタックと言うよりは安全と走路確保が目的かなぁ。
そして石畳が終わった所でシャヴァネルがパンク、
テュルゴにバッラン、3人が合流し先頭は4人に。
と思ったらこの4人も吸収、
そしてボーネンが飛び出してきました。
テルプストラとOPQ2人でアタックが成功。
追走集団は20人ぐらいなので、集団の意思統一ができないと
好調ボーネンが逃げ切っちゃうかも。
第11セクションAuchy-lez-Orchies à Berséeで
テルプストラが千切れボーネン単騎に。
まだ53kmあるよ……通常なら逃げ切れないのだろうけどなぁ。
タイム差はどんどん広がって30秒差に。
そして追走集団ではポッツァートが落車、
ボーネンに追い風が吹き始めているなぁ。
第10セクションMons-en-Pévèleで
追走集団からフレチャがアタック、
これはペースが上がらない追走集団に痺れを切らせたのか。
追いつけないと損する事になりそうだけど、大丈夫かな?
と思ったら集団に戻った、あれれ。
第5セクションCamphin-en-Pévèleで
タイム差は1分20秒を超えてきました。
追走集団からはボームが飛び出す動きを見せます。
ボームは差を詰めていったのですが、
追走してきた3人に追いつかれます。
そしてカウンターでフレチャがアタック、
この動きに対しラダニューが遅れたと思ったらパンクが発生、
これで追走が1人削れることになり、さらにボーネン有利に。
この後、ボーネンは追走集団と少し差を広げ1分30秒近くに。
これで逃げ切りは決定的となりました。
結局ボーネンは55km独走でゴール、
最終的にタイム差は1分39秒、完勝でした。
しかしあのタイミングで飛び出す勇気がすごいわぁ。
・成績
1位 5h 55m 22s トム・ボーネン(OPQ)
2位 + 1m 39s セバスティアン・テュルゴ(EUC)
3位 + 1m 39s アレッサンドロ・バッラン(BMC)
http://www.letour.fr/2012/PRX/LIVE/us/100/classement/index.html