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ÉTAPE 1 Liège -> Seraing【198.0Km】
コース図等
本格的なレースがスタートしますが
いきなり4級山岳×4に、ゴールも4級の登坂。
集団ゴールが意外に難しそうなので
短い登りに強い選手に可能性があるステージと言えそう。
実況は永田実さん、解説は浅田顕さん、
ゲストに土井雪広さんが登場。
放送開始時点では6人が逃げており69km地点付近を走行中
大集団とは4分20秒ほどの差がついていました。
まだ距離はかなり残していますが、
大集団は少し差を詰めて一時は2分台前半まで縮まりました。
しかし3つ目の4級Côte de Lierneuxの登坂に入る頃には
タイム差は再び3分近くまで広がってきました。
4級Côte de Lierneuxの登坂では大きな動きはなし。
逃げ集団では山岳ポイントを取るべく
山頂手前でドゥラプラスが飛び出しましたが失敗。
結局ほぼ一団でのスプリントのような感じでの争いとなりましたが、
モルコフとウルタスンの争いとなりましたが、
モルコフがぎりぎりで逃げ切り、1位通過の1ポイントをゲット。
これで2ポイントとし単独首位に立ちました。
残り100kmでタイム差は4分弱、大集団のコントロールが
いまいち機能していない感じがするのは気のせいかしら。
モンフォールが待ち受けていた家族と抱き合っていましたが、
レース中にこんな事できるってのが面白いよなぁ。
スプリントポイントではジェーヌが先頭で通過。
大集団では7位通過を狙ってスプリンターが勢揃い、
ゴスがカヴェンディッシュを抑えて7位で通過しました。
4級Côte de Barvauxでもまだ動きは無し。
逃げ集団ではモルコフ、ウルタスンがまた競り合う形に。
モルコフが先頭で通過し、山岳賞ジャージを確定させました。
残り30kmでタイム差はほぼ1分に、かなり早めに差を詰めていて
逃げ切りは許さないという集団の意志が感じられます。
残り23kmで大集団で落車が発生。
ルイスレオンサンチェスが巻き込まれました。
さらに1kmも経たないうちにまた落車、
今度はボアッソンハーゲン、ヴァルヴェルデ、モンフォール、
ヴォクレールと有力選手が多く巻き込まれました。
残り15kmで逃げ集団と大集団とのタイム差は15秒、
落車で遅れた選手を消耗させるためにか
大集団はかなりペースアップしているようです。
しかし逃げグループも綺麗にローテーションし粘りに粘りま
す。
残り10kmのアーチをくぐると大集団はすぐそこに。
逃げ集団は次々に吸収され、最後まで逃げていたブエも
足掻きもむなしく吸収されていきました。
残り5km手前でヴィノクロフにパンク発生。
可能性あるレイアウトだっただけに残念だなぁ。
そして最後の4級Côte de Seraingに突入。
勾配が急になった所で仕掛けたのはシャヴァネルでしたが、
このアタックはつぶされます。
そして仕掛けたのはカンチェッラーラ、
サガンがついていきますが3番手との差が開きました。
唯一追いついたのはボアッソンハーゲン、
3人に絞られた状態でゴールスプリントに。
ずっと付き位置についていたサガンが
綺麗にスプリントを決めてステージ優勝。
これはしぶとかったなぁ。
48人が同一集団ゴール扱いで、総合TOP3あたりに
順位の変動はありませんでしたが
いきなりタイム差を広げられた選手は
先制パンチを食らった形になったかも。
・ÉTAPE 1 成績
1位 4h 58m 19s ペーター・サガン(LIQ)
2位 same time ファビアン・カンチェラーラ(RNT)
3位 same time エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(SKY)
・総合成績
1位 5h 05m 32s ファビアン・カンチェラーラ(RNT)
2位 + 7s ブラドレー・ウィギンス(SKY)
3位 + 7s シルヴァン・シャヴァネル(OPQ)