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ETAPA 14 Palas de Rei -> Puerto de Ancares【149.2Km】
コース図等
第2週から第3週にかけての4連続山頂ゴールがスタート。
3級・2級・3級・1級と4つの山岳を越えた後に1級の山頂ゴール
平坦な部分がほとんどなく体力の消耗が激しそうなレイアウトなので
アシストを含めてのチーム全体のコンビネーションが問われます。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では16人が逃げており65km地点付近を走行中
大集団とは2分強の差がついていました。
2級Alto de Vilaestevaの登坂途中でしたが、
まだ3つの山岳ポイントがありますが、逃げの人数が多いからか
サクソバンクティンコフバンクが逃げを吸収しようと
ペースを上げてきているようです。
2級Alto de Vilaestevaの山頂はクラークが先頭で通過、
大集団との差は1分台前半になってきていました。
この後下りでタイム差は広がり再び2分台に。
続いては3級Alto de O Lagoの登坂に突入。
ここでは大きな動きはないまま進行。
山頂ではまたクラークが先頭で通過。
大集団は2分強の遅れで通過。
この後さらにタイム差は広がり3分台まできました。
少し差が縮まったものの2分台後半の差のまま
1級Alto de Folgueiras de Aigasに突入。
逃げ集団からカドリがまず脱落。
山頂まで5kmとなった所で逃げ集団からガラテがアタック。
これで逃げ集団は分裂する事に。
山岳ポイントを稼いでいたクラークは遅れてしまいました。
逃げ集団はどんどん削られ9人に。
そして一度遅れていたクラークが追いついてきました。
これはクラーク粘り強いなぁ。
追いついてきたクラークは山頂付近でアタック、
先頭で通過して山岳賞1位を確定させました。
これでクラークはお休みモードになるかも。
最後の登坂に向けて逃げ集団からロサダが飛び出しました。
残り16kmとなり登り基調になってきました。
スプリントポイントはロサダが単独で1位通過。
1級Puerto de Ancaresに入ってきました。
大集団ではフルームが千切れかけます。
これは状態良くないなぁ。
残り5kmで先頭ロサダとメイン集団の差は30秒ほど。
これはロサダが吸収されメイン集団の争いになりそう。
残り3.5kmでコンタドールがアタック、
ヴァルヴェルデはついていきましたが、
ホアキン・ロドリゲスは反応が少し遅れます。
フルームはここで完全に千切れました。
ホアキン・ロドリゲスの状態がいまいちと見たのか
コンタドールは再度アタックを敢行するもこれは対応されます。
ここでフルーム以外の上位4人が牽制に入ってしまいました。
残り2kmのアーチを抜けた所でコンタドールが再アタック。
他の選手を一気に置き去りにしていきました。
ペースが落ちていたコンタドール以外の上位グループに
ウランウランに牽かれたフルームが追いついてきました。
そしてなんとフルームがカウンターアタック。
これは予想外の展開過ぎる。
フルームに追いついてきたホアキン・ロドリゲスがまたカウンター。
コンタドールまで追いつきました。
ホアキン・ロドリゲスはゴールが見えた所でペースアップ、
コンタドールに反応すらさせない切れ味でステージ優勝を獲得。
コンタドールとは5秒+4秒、ヴァルヴェルデとは13秒+8秒、
フルームとは38秒+12秒の差が広がりました。
フルームとヴァルヴェルデが同タイムになりましたが、
勢いが落ちているフルームが気になります……。
4賞ジャージは山岳賞が移動
マイヨ・ロホ、コンビネーション賞、ポイント賞はホアキン・ロドリゲス
山岳賞はクラークが獲得
・ETAPA 14 成績
1位 4h 10m 28s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 + 5s アルベルト・コンタドール(STB)
3位 + 13s アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)
・総合成績
1位 53h 06m 33s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 + 22s アルベルト・コンタドール(STB)
3位 + 1m 41s クリス・フルーム(SKY)