放送 NHK-BS1
実況・船岡久嗣さん、解説・高野元秀さん。
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
GB |
0 |
14 |
7 |
0 |
21 |
CHI |
0 |
7 |
3 |
3 |
13 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
WEEK 2ではGBが勝っているNFC North同地区対決第2戦。
2連敗と元気の無いCHIが、1ゲーム差で首位に立つGBを迎えました。
GBはここ8戦で7勝、完全復活というに相応しい戦いぶりです。
オフェンスはランが急浮上、やや不調のパスをカバーしています。
ディフェンスは喪失距離は中位も、失点が少ない勝負強さを持つユニット。
CHIはここ5戦で1勝のみ、攻守が噛み合わなくなっています。
オフェンスは20点以下の試合が増えた上に、エースQBが怪我と不安あり。
ディフェンスも要のLBアーラッカー喪失で戦力低下は避けらない状態。
序盤は拮抗していましたが、常にGBが先手を取る展開。
CHIは後半に入っても主導権を取り返せませんでした。
GBはいくつかミスはあったものの、決定力の高さで差を付けました。
FGミス2回とKクロスビーが得点機を潰し、ハーフウェイ付近で
ファンブルロストとミスが多く、さらにランが出ない状況ながらも
QBロジャースが23/36 291yds、INT無しとミス無く牽引。
特に長めのパスのコントロールが抜群でCHIの守備を攻略しました。
ディフェンスは相手の反則による自滅にもかなり助けられましたが
50yds以上進まれたドライブは1回のみ、ターンオーバーで自陣から
攻撃開始されるもFGで凌ぎと粘り強さで凌ぎきりました。
少し雑なプレイが目立ったGBですが、これで地区優勝を確定。
2位シードも見えているだけに、反則や雑なプレイの排除が求められます。
CHIは低調なオフェンスに反則を続けて自滅。
攻守で10回も反則、相手も9回反則をしていたのにお付き合いした感じ。
オフェンスでは、罰退でFGを蹴られなかったり、TDが取り消されたりと
反則で失った得点の積み重ねが最終点差に表れた形になりました。
唯一奪ったTDもWRマーシャルの個人技と攻略出来ていなかった感じでした。
ディフェンスは3 & OUTに追い込んだのは2回だけ、
3サックを浴びせた割にはミスを誘発する事が出来ず。
LBアーラッカーが抜けたのもミドルパスが多く通された要因なのかな……
完敗でワイルドカード争いに回ることとなったCHI、
ただ攻め手の足りないオフェンス、守りきれないディフェンスと
残り2戦も修正が出来ていないと苦戦を強いられそうな戦いぶりでした。