放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・村田斉潔さん。
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
SEA |
0 |
13 |
0 |
11 |
24 |
WAS |
14 |
0 |
0 |
0 |
14 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
Wird Card Prayoffのラストは5連勝中のSEA、7連勝中のWASと
終盤戦に調子を上げてきた2チームの対戦です。
SEAは失点最少かつ、ラン3位という堅実なプレイを見せています。
オフェンスはラン中心ながら、パスにも一発があり油断できないユニット。
ディフェンスは失点最少、強固なラインと鋭いバックスの連携が抜群です。
WASは13年ぶりの地区優勝、最終戦でプレーオフ進出決定と勢いがあります。
オフェンスはQBグリフィンの走力が戦術の幅を広げています。
ディフェンスは動くQB対策がはまれば、強みのラン守備で抑え込めそう。
WASが見事な先制パンチで2TDを奪取したのですが、
SEAがじわりじわりと得点を重ねて後半に逆転、そのまま逃げ切りました。
SEAは出足は悪かったものの、焦らずに自分たちのプレイを続け逆転勝ち。
第1Qこそ攻守ともにやられていましたが、第2Qから反撃を開始。
オフェンスはRBリンチが平均7yds近く走り、QBウィルソンは要所でパスを
決めつつ、スクランブルで8回 67yds獲得と相手の強いラン守備を粉砕。
ディフェンスもいきなり2連続TDを奪われましたが、
第2Q以降は立て直して自陣への進入を一度も許さず。
相手が怪我で本調子ではなかったとは言え対応力の高さを見せました。
試合の入りが悪く苦戦したSEAでしたが、第2Q以降に見せた強さは本物。
この内容を試合を通じて出せるようにするコーチ陣の手腕が問われます。
WASはこれ以上無い滑り出しでしたが、第2Q以降は完封され逆転負け。
第1Qはオフェンスの武器であるランとQBグリフィンとで2TD連取。
しかしQBグリフィンが動きが悪くなったのか第2Q以降オフェンスは沈黙。
終盤には怪我で負傷退場、控えQBカズンスも堅いSEAディフェンスの前に
WEEK 14の再現は出来ずに、一矢を報いる事も出来ませんでした。
ディフェンスは懸念事項だったラン守備で喪失224yds、
34分以上も時間を使われてしまいました。第3Qには残り1ydで
ファンブルリカバーと粘りましたが、第4Qに10失点で力尽きた形に。
QBグリフィンで急浮上したWASですが負傷退場の穴を埋められず。
大きな怪我になってしまったようなので、来季はまたQB問題が
発生するかも……良い流れを掴みそうなだけに逸早い復帰を願いたいです。