2レース合わせてのハイライトなので
各ステージの結果は公式サイトに任せてざっと感想を。
(見るのが遅れたから簡単にすまそうというわけではありません)
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん。
Tour of Qatar公式サイト
第1ステージはほぼ平坦な145.2km。
平和なステージになるかと思ったら集団が分裂。
先行していた3人が集団の追い上げをギリギリ逃れ
ブックウォルターがステージ優勝。
第2ステージは14kmと短い距離のチームTT。
BMCがスカイのタイムを抜いてステージ優勝。
BMC所属のブックウォルターが2位との差を広げることとなりました。
第3ステージは周回コースでの143km。
平坦ステージの基本パターンの展開、逃げが吸収された後は
大きな動きはないまま集団1つでゴールスプリントに。
早めに先頭に立ったカヴェンディッシュがそのまま押し切りステージ優勝。
ボーナスタイムで1位と8秒差まで急浮上
移籍したカヴェですが今年も活躍が期待できそう。
第4ステージは今年のレース最長の160km。
残り30kmで約5分差とやや大きな差が開いていましたが
10kmを切った所で逃げを吸収してゴールスプリントに。
このステージで勝ったのはカヴェ、
早めに先頭に立って悠々と逃げ切りました。
ボーナスタイムもありカヴェは総合成績でもトップに立ちました。
第5ステージは154km、終盤は海沿いが多く仕掛けやすそうなステージ。
3位フィニー、7位アイゼルが逃げ3人の中に入り
総合争いを揺さぶろうという流れを作りましたがあえなく吸収。
一団のままで突入したゴールスプリントでは
フタロヴィッチが伸びて来ましたが、
カヴェンディッシュが差し返し3連勝。
これで総合争いでかなり優位に立ちました。
最終ステージは首都ドーハをゴールとする116km。
周回コースでも集団がしっかりコントロールしゴールスプリントに。
フタロヴィッチとカヴェンディッシュが競りましたが
またもカヴェが制止4連勝、総合優勝にステージ優勝で華を添えました。
最終成績はこちらで確認を
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Tour of Oman公式サイト
ステージ1は軽い起伏があるもののスプリント争いになりそうな162km。
平坦ステージらしい展開で大きな動きはなくゴールスプリントに。
キッテルが他の選手の追い上げを抑えステージ優勝。
ステージ2はゴール前に2つの山岳ポイントがあり
仕掛けも出そうな146kmのステージ。
登坂に入り逃げていた木下を集団から抜けだしたゴスが抜いていきます。
しかしそのゴスも集団に吸収されもう1つの山岳に。
2つ目の山岳でノチェンティーニの仕掛けに対し
なんとコンタドールが反応。
下りに入ってサガンらが合流、小集団でゴール前に入りましたが
早めに仕掛けたサガンがそのまま逃げ切りステージ優勝。
サガンは総合でも首位に立ちました。
ステージ3は190km、山岳が1つありますが
終盤は起伏が小さくスプリント争いになりそう。
集団は逃げていたメンバーをきっちり捉えゴールスプリントに。
残り500mを切ったあたりでサガンがペースアップ、
これに他の選手はついていけずサガンは逃げ切りに成功。
サガンの仕掛けがうまいなぁ。
ステージ4は最後に山頂ゴール、勝負所なステージです。
最後の登坂で選手は絞られ総合を狙える6人が一団に。
登坂終盤でホアキン・ロドリゲスがペースアップ、
ここにフルームが付いて行こうとします。
しかしホアキン・ロドリゲスはそのまま逃げ切り優勝。
2位に入ったフルームが総合首位に立ちました。
ステージ5は144km、最後に3回同じ峠を登ります。
繰り返される登坂で総合優勝を狙う選手が仕掛けあいます。
コンタドール、ホアキン・ロドリゲス、フルームが
スプリントポイントが設定してある最後の山頂を抜けます。
先頭3人でのゴールスプリントはフルームとコンタドールの一騎打ち。
わずかに先行したフルームがそのまま逃げ切りました。
最終日は平坦ステージなので総合優勝はほぼ決まりかな。
最終ステージは前日に続き144km。
ゴールスプリントの争いのために大集団はコントロール。
スプリンター揃い踏みの争いとなりましたが
ブアーニが並み居る強豪を抑えステージ優勝。
そしてフルームが総合優勝となりました。
最終成績はこちらで確認を