久しぶりに返ってきた本を、仕事の合間に読みつづけています。
「フェルマーの最終定理」に関する本は
定期的に読みたくなるんですよね。
特に下で紹介している本に関しては、
旧日記にも書いたのですが、何度読んでも
最後のワイルズさんが天啓を受けるシーンで
涙が出てしまうんですよ。
・簡単なあらすじも絡めてご紹介
一度は論文を発表したワイルズさんですが、
論文を確認していた人に、ある穴を指摘されてしまいます。
それまでも穴はあったのですが、
今回の穴はすぐには解決出来ませんでした。
そして、その穴の修正に費やす事1年以上……
ある日、その穴を見定める為の作業を始めた所、
いきなり「その時」が訪れたのです。
「言葉にできないほど美しく、
あまりに単純でエレガントだったので……
最初は信じられなかった」
この言葉を読むたびに、僕は感動してしまうのです。
350年間誰も解けなかった問題を、8年以上もかけて解く……
その影には多くの事を犠牲にしてきた事でしょう。
これはこの本全てを読んでもらえれば、
きっとワイルズさんの苦労も分かってもらえると思います。
数学はちょっと、という方でも大丈夫、
ほとんど数学的な事は出てきませんので、
小説を読むような感覚で読む事が出来ますよ。
宜しければご一読ください。
(あとフェルマー系では下のリストの右端の本もオススメ)