今日は当然のように朝から仕事でして、
10時にはビッグサイトを羨みながら黙々と仕事をこなしていました。
今日は「鋼」と「おおふり」の日……本、欲しかったなぁ。
1日遅れになりましたが、本を買ってくださった方
本当にありがとうございました。
……でもこの言葉がちょっと変に感じたのは、
自分の手で売ったからではなかったからですかね。
委託先で本が売れたことは嬉しかったのですが、
ちょっぴり複雑な心境です。
以前にも似たような事を書きましたが、
即売会での頒布は、本の評価が厳密にではないにせよ
見てくださったの方から為されている事になります。
お金が絡みますから、買う方の評価の基準もより厳しくなり、
本音での評価が期待できることとなります。
スペースに来るや否や「新刊下さい」と言って下さる方は、
以前の本で良かった・面白いと思ってもらえたという事。
とてもありがたい評価です。
また軽く流して見た結果、本を手に入れてくださった方、
これは本の内容を認めてもらえたという事。
これもありがたい評価です。
内容を読んでも買ってもらえなかった……これは
その人にとっては頒布価格以上の価値が無かったという事。
(勿論それ以外の理由もあるかもしれませんが)
これが自分にとっては一番大事な評価です。
自分の作ったものに力が足りなかったと感じ
次の機会(無いかもしれないけど)はもっと良いものを
という次への原動力に繋がっていくのです。
昨日の場合、そのような評価が見られなかった残念さが、
そこそこ売れたという事での喜びを上回ってしまっていました。
マイナスの評価をプラスに転じていくために、
情報の質を上げるのか、分かりやすさを重視するのか、
それとも他の……色々な考えが思いつきます。
このような試行錯誤が、より良いものを作っていく元である
自分はそう思っています。
今回は添削・誤字脱字修正は出来ませんでしたが、
いつもその面倒な作業をやってくれるのは、
アメフトはほとんど知らないけれど
信頼できる作業レベルを持つ友人です。
この友人、アメフトを知らない立場から見てくれるので、
自分では分かりにくい問題点を見つけてくれる事があります。
外部と言うほど外部ではないですけど、
そのような視点を入れる事でさらにより良い物を作りたい
そんな気持ちを持ち続けるようにいつも心がけています。
そういえば、うちのサークルは同ジャンルのサークルが
他にないので、馴れ合いが無い点はありがたいかも。
馴れ合ってしまうと、本音で問題点を語ってくれる人が
少なくなってしまい、向上心が竦んでしまいかねませんから。
今回委託をしてくださったくまごさんには感謝しております。
しかし、即売会は向上心を育んでくれる場所である、
改めてそんな事を感じる事ができた出来事でした。
でも自分で出るとなると……しんどいんですよね。
一般だと昼頃に帰って夕方から仕事って事もできますが、
サークルだとその日がほぼ潰れちゃいますから。
これからはどのような販売体制になるか分かりませんが、
温かく見守ってくださり、そして大事なときには厳しい言葉が頂ける、
そんな感じになっていけたら最高だなと思います。