放送しない&放送を見ていない試合の感想は諦めました。
これをやっていると、冬コミの原稿にも響きそうなので……。
この試合を見ている間ずっと、False Startさんの大人気コンテンツ
「マイクさん」「帰ってきたマイクさん」を思い出してしまっていました。
この「マイクさん」シリーズはNFLを知らない人でも楽しめる
「ハイパーハイテンションホームコメディ」。
元ラムズHC、現ライオンズOCのマイク・マーツさんの
創作コンテンツ……創作なのにあるあるって突っ込めるのですよ。
この「マイクさん」の登場人物が試合で活躍しまくりだったので、
出てくるたびに思い出してしまったのです。
解説の村田さんが、攻撃の天才マイクさんのプレイブックについて
語ってくれたのですが……想像をはるかに超える
緻密なプレイがたくさん掲載されているようです。
実物を見てみたいなぁ。
さて、ここからは感想本編です。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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DET
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3
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14
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10
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7
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34
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STL
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13
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3
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14
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11
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41
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個人成績は以下のサイトで(Full Play-by-Playもあります)
http://www.nfl.com/gamecenter/live/NFL_20061001_DET@STL
両チーム合わせた得点が今シーズン最多のシュートアウトゲーム。
ディフェンスが弱かったのではなく、
オフェンスが上回っていたという内容だったので、
大味な展開とはならず、見ごたえある試合展開となりました。
DETオフェンスのOC(オフェンシブコーディネーター)はマイクさん。
このマイクさんの複雑なシステムを選手たちが良く理解し、
かなりの破壊力を見せていたのですが、
第1Qに犯した2つのターンオーバーから10点の失点。
さらに最後の同点を賭けたドライブでもインターセプトを喫す……
互角以上に戦えていたのですが、ミスの多さが敗戦に繋がりました。
ディフェンスも肝心な場面でインターフェアなどの反則を犯し、
STLオフェンスを助けてしまっていました。
それでもマイクさんのエアアタックはやっぱり楽しい。
だからこそディフェンスが頑張ってくれればなぁ。
マイクさんのシステムからの脱却を図るSTLは、
ランプレイの回数を増やし(これでも平均的な回数なのですが)、
バランスの良いオフェンスが綺麗にはまっているように見えます。
QBバルジャーにWRブルース&WRホルト、そしてWRジャクソンに
ラン・パスを支えるライン陣と文句なしの出来でした。
そして何といってもKウィルキンスの存在が大きい。
この試合でも4回のFGを成功させました
(最後のミスはチームを危険な状況へと追い込みましたが)
こちらも問題なのはディフェンスですが、
こればっかりは特効薬は無いので……新HCのマリネリさんの
手腕が試される状況です。