大会公式サイトhttp://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/it/ Tappa 15 Cesana Torinese -> Col du Galibier【149.0Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/it/percorso-tappe/tappe.shtml?t=15このステージは1級・2級と山岳を越えた後に
ツール・ド・フランスでお馴染みのガリビエ峠が山頂ゴールに設定。
翌日が休息日なので総合上位勢も仕掛けやすく
激しい戦いが繰り広げられそうです。
ナビゲートは別府始さん、解説は三船雅彦さん、中野喜文さん。
放送開始時点では1つの集団のまま41km地点付近を走行していました。
ゴール地点Col du Galibierの登坂が4km短くなりましたが
レース映像は無事に着たようです。
1級Col du Mont Cenisの登坂に入っていました。
一団で登っていましたがチャラプドのアタックから
山岳ポイントと逃げ切り勝利を狙う選手が抜け出します。
単独で逃げていたウェーニングに追走6人が追いつき逃げ集団は7人に。
この7人は総合成績で影響がある存在じゃなかったため
逃げ切りを容認される可能性もありそうです。
スプリントポイントはルビアーノが先頭で通過。
大集団とののタイム差は6分09秒と少し広がっていました。
逃げ切り容認もありうる、と思われましたがタイム差は縮まりはじめ
2級Col du Télégrapheの登坂開始時には2分強まで縮まってきていました。
逃げ集団から次々と選手が脱落し4人に。
大集団からも抜け出す選手が出てきて混沌とした状況に。
残り20kmでヴィスコンティが単独先頭、逃げから遅れた選手は省略して
大集団から抜けだした追走6人が2分弱の差、大集団は2分45秒差。
2級Col du Télégrapheの山頂はヴィスコンティが先頭で通過、
追走6人は2分強、大集団は3分弱の差で通過して行きました。
短い下り区間を終え1級Col du Galibierに突入。
総合上位の選手が残るメイン集団も少しペースが上がり始めたのか
追走集団との差を詰めていきます。
メイン集団からガラテが抜け出し、ここにペトロフが合流、
2人による追走集団が形成されました。
しかし先頭ヴィスコンティとの差はなかなか詰まらないので
このまま逃げ切りは容認となる可能性が高まって来ました。
メイン集団からサミュエル・サンチェスとカルーゾが抜け出しましたが
上位勢は反応せず、これは脅威ではないって感じかな。
残り2kmとなった所でニバリがアタック、
このアタックは決まりませんでしたが
他の選手にプレッシャーを与える仕掛けになったかも。
ヴィスコンティは最後までマイペースで登り続けゴールイン。
見事な逃げ切り勝利を見せました。
2位争いはベタンクールがマイカに対して先着、
ボーナスタイムで新人賞ジャージが交代することとなりました。
マリア・ローザはニバリ
ポイント賞ジャージはカヴェンディッシュ
山岳賞ジャージはピラッジィ
新人賞ジャージはべタンクールに移行
・Tappa 15 成績 1位 4h 40m 48s ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(MOV)
2位 + 42s カルロスアルベルト・べタンクール(ALM)
3位 + 42s プリジミスラウ・ニエミエツ(LAM)
・総合成績 1位 62h 02m 34s ヴィンチェンツォ・ニバリ(AST)
2位 + 1m 26s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 2m 46s リゴベルト・ウラン(SKY)
http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/classifiche/it/t_15_class.shtml?lang=it