NEがゴール前でLBブレイヴルをTEとして使い、
ブロッカーorパスキャッチ要員として使う事は良く有りますが、
この試合ではオフェンスラインにパスキャッチの記録が付きました。
とは言っても、取られる可能性のあったボールを
緊急避難的にキャッチしただけなのですが……
しかし最近では、オフェンスラインの選手をTEとして使い、
パスキャッチを記録するという場面も珍しくなくなってきました。
戦術が進化するにつれ、選手たちに更なる技術が
要求されるようになってきたって事なんでしょう。
この試合の放送最後のハイライトで、
DETがオンサイドキックをリターンTDしていました。
オンサイドキックのリターンTDを見たのは久しぶり。
前見たのはDALとPHIの試合だったかなぁ……。
とても珍しいプレイでした。
放送から少し間があいたのでBS1の試合ですがそのまま記します。
というか巨人戦のせいで夜の放送が無くなり
深夜の放送も1時間40分の短縮バージョンって……酷いよ。
放送 NHK-BS1
実況・曽根優さん、解説・河口正史さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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NE
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10
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7
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7
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10
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34
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CIN
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0
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7
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3
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3
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13
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG4&game_id=29256
オフェンスにタレントが揃う攻撃型チームによる対戦。
とは言っても2チームの違いはディフェンスで顕著に現れています。
ともにそこそこの陣容ですが、ユニットとしての完成度と戦術を駆使し
ここまで平均11.7失点とほぼ完璧な内容のNEに対し、
ユニットとしての意思統一が図られていない感じのCIN。
この試合でも、そのディフェンス力の差が如実に表れました。
4試合連続の20点差以上は87年ぶりの記録……
攻守で隙の無い強さを見せ付けたNE。
オフェンスは前半は少し苦しみ、INTも喫してしまったのですが
リードを広げてからは本来の力が取り戻せた感じ。
攻撃時間の37分24秒は出来すぎな結果です。
QBブレイディの4試合連続パス成功率75%超はNFLタイ記録、
昨年までのレシーバー事情を考えれば、
この成績が出せてしまうのも頷けます。
RBマロニーの代役RBモリスも117ヤードと活躍。
そしてWRモスがまた100ヤード超の102ヤード 2TD、
1つ目のTDパスの取り方が凄まじすぎる、
あれはディフェンスがかわいそうだ。
ディフェンス陣は、強力なCINオフェンスを相手に
良い仕事を成し遂げました。
特に最初のINTは自陣ゴール前でのボール奪取だったので、
CINの勢いを断ち切る事が出来たと思います。
次週は師弟対決、互いに手の内を知り尽くしているので
どのような戦術面での戦いが繰り広げられるか注目です。
CINは、前半途中までは辛抱の展開を見せていましたが、
最後のドライブのTDを狙ったパスがINTされた事で
流れを一気に手放してしまった感じでした。
そのINTが原因か、QBパーマーとWRチャド・ジョンソンの
コミュニケーションが破綻気味に。
後半はこのホットライン間でほとんどパスが投げられませんでした。
そのせいか、後半は攻撃力が落ちてしまったように感じられました。
次戦までに関係が修復できるのかちょっと心配です。
ディフェンスは、ある程度のプレッシャーをかけてはいたのですが、
それが決定打にまでは至らず、ずるずる進まれる展開。
50ヤード超のドライブを6回も許してしまっており、
出番の多さによるパフォーマンスの低下から逃れられませんでした。
力はあるチームだと思うのですが、
チーム内の規律が最大の問題点なのかも。