Paris-Tours 2007 【256km】 コースレイアウト
http://www.letour.fr/2007/PAT/COURSE/us/parcours_elite_2007.html
101回目を迎えた【パリ~トゥール】、
平坦基調のコースですが、逃げ切り勝ちも良く起きる
かなり難しく、とても面白いレース。
今年は逃げ切りがちになるのか、それともスプリント勝負になるのか?
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では、ブシェ、クインツィアート、パウウェルスの
3人が逃げており203km地点を走行中、
大集団とは4分40秒ほどの差がついていました。
このレースもペースが速い……
残り距離とタイム差から考えると、
この段階での逃げ集団の逃げ切りは厳しい状況です。
安定する展開だったので、大きな動きは見られないと思っていましたが、
残り34km地点で逃げ3人の中からパウウェルスが遅れると、
残り30km地点手前でブシェも脱落、
クインツィアートの単騎逃げの形となりました。
残り30kmを切り、大集団はペースアップ。
縦長になり中切れも起きそうな状態になっています。
ここでタイム差は2分50秒程と、
10km1分の追い上げの基本ペースよりもタイム差がついている状態。
逃げ切り勝利の可能性が少し復活してきました……が、
残り20kmを切ったあたりから大集団はさらにペースアップ。
残り10km地点では30秒強にまで詰めてきました。
結局クインツィアートは残り7km手前で吸収。
入れ替わるように集団からジルベールが飛び出すと、
クローンがこの動きについていきます。
さらにポッツァートも合流して3人で逃げ集団を形成しました。
3人の中からはまずはポッツァートが仕掛け、
他の2人の動きを見極めようとしている感じ。
残り5kmを切ってからの登りでジルベールがアタック、
しかしこの動きも決まらず3人体制のまま進んでいきます。
追走していた集団は何とか追いつこうと必死な漕ぎ……
逃げ3人の後ろにも姿が見え始めてきました。
先頭の3人は残り1km手前で牽制状態に入りペースダウン。
大集団は一気に追いつきゴールスプリントの争いとなりました。
ここで出てきたのはザベルに引かれたペタッキ、
他のスプリンター達も追いすがりましたが、
ペタッキはそのままゴールまで逃げ切ってしまいました。
・総合成績
1位 5h 32m 37 アレッサンドロ・ペタッキ(MRM)
2位 same time フランチェスコ・キッキ(LIQ)
3位 same time オスカル・フレイレ(RAB)