WEEK 11が始まりました。
この週で各チームは10試合を消化し、残りは6試合に。
プレーオフ進出を争うチームの激しい戦いは
レギュラーシーズンの中でも最も盛り上がる部分ですので、
ここからさらに面白くなるんですよ。
今日はGAORAの生放送を視聴。
村田さんがSTLのプレーブックについて話したのは2度目でしたが
どんなプレーブックなのか見てみたいと思わせる説明の仕方……
村田さんにとっては宝箱のような物だったんだろうな。
さてレビューに関してはBS1での放送がまだなので「▼」に。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・村田斉潔さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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NYG
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3
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7
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3
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3
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16
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DET
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0
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0
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3
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7
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10
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG11&game_id=29351
豊富なレシーバー陣を揃え、強力なDLを擁するという
似たようなタイプのチーム、しかも6勝3敗と好調な2チームによる対戦。
NYGは前週こそ破れたものの、オフェンスの復調もあり
開幕2連敗からここまで立て直してきました。
前週はかわされていたDLのプレッシャーでチャンスを作りだしたい所です。
DETは前週のランオフェンスが61年ぶりのマイナスヤードと
酷いランオフェンスが改善できているかがポイント。
パスとDLが力を持っているだけに、ランでリズムを作る必要があります。
豪華なレシーバーが揃う両チームでしたが、この日の主役はディフェンス。
玄人好みな守り合いの試合となりました。
NYGは厳しい戦いを物にして7勝目をゲット。
この日チームを牽引したのはディフェンス陣、
DEストレイハンが1人で3サック、さらに全体で3INTに
3つのファンブルフォース(1リカバー)。
376ヤード進まれたものの、10点に抑えられたのも
効果的なビッグプレイが生み出せていたからでした。
最後はヒヤリとする場面もありましたが、
何とかINTで断ち切る事が出来ました。
オフェンスは終盤に1st downを奪えず、
試合を上手く閉じる事が出来なかった点は問題でした。
QBマニングは28/39と高い成功率、地味なショートパスが中心でしたが
攻撃時間は35分以上と試合を上手くコントロールしました。
そしてロースコアゲームでは鍵を握るスペシャルチームでは
Kタインズは3つのFGを確実に成功させました。
この3つの成功で最後の相手のドライブはTDが必要となり、
厳しい状況に追い込めました。
らしくなかったですが、強い戦い方を見せたNYG。
前週の嫌な流れはこれで断ち切れたでしょうか。
DETはオフェンスが全く振るわず今年初の連敗。
この日もランオフェンスがあまり出せず、
またもやパス偏重となりましたが……
追い上げる為にパス偏重となった方が進んでしまうというのは
あまり良くない状況だと思われます。
レシーバー陣がパスを弾いたところをINTされる事2回、
QBキトナのパス自体はそれほど悪いものではなかったので、
キャッチの確実性の低さを問題視する必要もありそうです。
35分以上もフィールドに出ていたディフェンスですが、許したTDは1回のみ。
オフェンスのミスで相手に好ポジションを許した後でも
我慢強いディフェンスで傷口を最小限に抑えていたのは立派。
相手がNYGなだけに、長い時間守らされていたのに
この点数で抑えていた事には高い評価を与えられるでしょう。
攻守が噛み合わなかった試合を続けてしまっています。
ランオフェンスを構築する為に、違った角度からのアプローチが
必要なのではと感じられました。