WASのSショーン・テイラーが自宅で銃撃を受け
意識不明の重体に陥っているというショッキングなニュースが。
こういう事件で選手を失うのは悲しいので、回復を祈っています。
追記・帰ってきたら死亡というニュースに変わっていました……残念です。
BAL @ SDのレビューはBS1で放送された試合なので「▼」に。
放送 NHK-BS1
実況・黒氏康博さん、解説・輿亮さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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BAL
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0
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7
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7
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0
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14
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SD
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0
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22
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7
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3
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32
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=REG12&game_id=29368
昨シーズン、AFCの勝率2位・1位のBAL(13勝)、SD(14勝)ですが
ここまでは両チームともに5割以下と苦しんでいます。
攻守が全く噛み合っておらず4連敗中のBALは、
オフェンスが時間を使えない為にディフェンスの出番が多くなり、
スタミナの問題が生じて失点を許すという悪循環な状態。
対するSDは調子の波が激しく、特にオフェンスのムラッ気は
ディフェンスにも悪影響を与えてしまっている感じ。
安定感の無さが成績に表れてしまっています。
両チームともにランを主体にするチームでしたが、
この試合で鍵を握ったのはパス攻撃の破壊力でした。
BALは攻守ともに振るわず5連敗。
この試合でもオフェンスは拙攻続き。
QBボウラーのパスは上ずり、レシーバー陣はフリーになれず、
頼みの綱のRBマゲイヒーも封じ込められ
攻め手が無くなってしまいました。
頼れるレシーバーがWRメイソン1人という状況では、
改善の道筋はなかなか見えてきそうにありません。
ディフェンスは、第2Qに3回続いた自陣からの相手の攻撃を
全て得点に繋げられるあたりに力の衰えを感じました。
激しさはあるのですがビッグプレイを生み出せず、
ズルズルと体力を奪われる展開は、
高齢化してきているメンバーには酷だったか。
ボールコントロールとディフェンスの奮起、
2本柱を失い迷走していますが、立て直せるのか、これは。
SDは第2Qに22得点を奪い、そのまま逃げ切りました。
試合開始当初はボールが進められませんでしたが、
ディフェンスとスペシャルチームの頑張りで
フィールドポジションを良くしてもらえた事で
第2Qの22得点に繋がりました。
5回の得点機の全てが自陣40ヤードよりも前、
3回は敵陣スタートですからかなり助けられた感じがします。
RBトムリンソンは24回 77ヤードと距離は稼げませんでしたが
この試合で通算10000ラッシュヤードを達成。
若い選手なのでどんどんと記録を伸ばしていって欲しいです。
ディフェンスは激しいプレッシャーをかけ続け
4サック、2ファンブルフォースとスタッツ稼ぎ。
Kケイディングも4つのFGを全て成功させるなど、
苦しんでいたオフェンスを助けました。
再び勝ち星が先行しましたが、地区内がまだ混沌とした状況なので
ここからの1戦1戦がさらに重要度を増します。
その為にもオフェンスの形をきちんと作る必要がありそうです。