いよいよプレーオフが始まりました。
今週と来週は2日で4試合を見なければならないハードスケジュール……
体がちょっと辛いです。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・村田斉潔さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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WAS
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0
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0
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0
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14
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14
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SEA
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7
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3
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3
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22
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35
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=POST18&game_id=29516
プレーオフ最初のゲームは勢いに乗るWASを
SEAが熱狂的ファンとともに迎え撃ちます。
シーズン終盤に4連勝してプレーオフに滑り込んだWAS。
地道なランオフェンスと堅いランディフェンスが持ち味なので、
ロースコアで接戦に持ち込みたいところです。
SEAは勝ち越しチームとの戦いが久しぶりという事で、
プレーオフに真価が問われる事となります。
特にランオフェンスの出来は最重要課題です。
流れが行ったり来たりする激しい展開となりましたが、
パスの安定感の差が勝敗を分けました。
WASは第4Qに逆転し押せ押せムードになったのですが、
Kスージャムの30ヤードFGミスから流れを失ってしまいました。
オフェンスは自慢のランが封じ込まれてしまいました。
第3Qからノーハドルオフェンスでパス中心にシフトし、
この選択自体は成功したのですが、少し移行が遅かった感じ。
しかも最後は2つのINTリターンTDで止めを刺されるという
皮肉な結果となってしまいました。
オフェンスがボールを進められなかった中で
13点に抑えていたディフェンスは粘り強さを見せていました。
しかし最後に許した逆転TDが崩壊の糸口となってしまったのが残念。
Sテイラーの殺害など、様々な困難を乗り切ったWASでしたが
ここで力尽きてしまいました。
攻守ともにパスに課題を抱えているので、
その点を中心に補強していく必要がありそうです。
一時は逆転を許したSEAでしたが、プレーオフ常連らしい
落ち着いたプレイを見せ、再度突き放しました。
ランが出せなかった事もあってか、オフェンスは決定力を欠きました。
逆転を許した直後のドライブで、INTを喫したQBハッセルベックですが、
続いてのドライブでは逆転に繋がるTDを演出。
ベテランの味を見せる渋いクォーターバッキングでした。
ディフェンスは第3Q終盤からのノーハドルオフェンスにやられましたが、
相手のFG失敗の後は、2つのINTとギャンブル失敗と
相手の反撃の芽をしっかり摘み取りました。
しかし最後のINTでは、エンドゾーンまでリターンせずに
ダウンしていれば、そのまま試合が終えられていただけに
勝負に対しての厳しさが少しかけているように見えました。
ランに課題を残したまま勝ち上がる事となりましたが、
次の試合はミスが許されるような相手ではありません。
1週間しっかり準備していかねば、苦戦は必至ですよ。