WILD CARD PLAYOFFの最後の試合TEN @ SDにて
TENが最初のプレイでロンリーセンターを仕掛けてきました。
プレーオフ最初のプレイでこのスペシャルプレイ……
ハイライト映像にもありますが結果バレになってしまうので、
興味のある方は木曜日のBS1での放送でご確認を。
放送 GAORA
実況・タージンさん、解説・濱田篤則さん。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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JAC
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7
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14
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7
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3
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31
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PIT
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7
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0
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3
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19
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29
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公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?season=2007&week=POST18&game_id=29517
WEEK 15でも対戦しているこの2チーム、
その時は29-22でアウェーのJACが勝利しています。
最終週は消化試合だったとはいえ、やや悪い負け方をしたJAC。
それでもランオフェンスと強力なディフェンスは安定感があるので、
大きなミスをしなければ良い勝負ができるはずです。
終盤に来て調子を落とし気味のPIT。
エースRBパーカーの離脱が痛すぎますが、
リーグトップクラスの守備力で守り勝つ展開に持ち込みたいです。
ともに4つのTDと1つのFGを奪ったのですが、
得点経過で生まれたアヤが明暗を分けました。
JACは18点差を逆転されましたが、再逆転に成功して逃げ切り勝利。
この日はディフェンスの良い面と悪い面の両方が出てしまいました。
第2Qには3つのINTを奪い、1つはリターンTD。
この3つのINTで大きなリードを奪う事に成功しました。
しかし第3Q以降、逆転されるまでに4ドライブ連続で
得点を許してしまい、まるで別チームのような出来の悪さに。
第2Qの貯金分が生きたので致命傷には至りませんでしたが、
次戦以降に不安を残すプレイに思えました。
オフェンスも得意のランは封じられ、
パスの成功率は43%弱と酷い有様でしたが、
相手のミスをしっかりと生かして得点に繋げた事は評価できます。
RBドリューはオフェンスではあまり活躍できていませんでしたが、
先制を許した後のキックオフリターンで、敵陣1ヤードまで
リターンした事によって、チームに勢いをもたらしました。
攻守共にあまり出来は良くない状態で勝てたのはツキも味方していました。
しかし次週当たるbyeのチーム相手では、
このような戦い方は通用しないと思われます。
戦術だけでなく、メンタル面での強さを発揮しなければなりませんよ。
PITは猛追で一時は逆転したものの、やはりミスで足元を掬われました。
エースRBパーカーの離脱が響きランオフェンスは散々な出来。
しかもこういう時に限ってQBロスリスバーガーが不安定で、
第2Qだけで3つのINTを喫してしまいました。
後半には立て直し一時は逆転までこぎつけましたが、
逆転後のドライブで3 & OUTと試合を閉じられなかったのが痛すぎでした。
ディフェンスは、オフェンス・スペシャルチームのミスを
尻拭いしきる事が出来ませんでしたが、
これはフィールドポジションが悪かっただけに仕方ないです。
それでも相手オフェンスの調子が悪かったにもかかわらず、
勝負所でロングドライブを許して失点してしまった勝負弱さは、
スティールカーテンらしからぬ有様でした。
終盤にエースRBが離脱したら、その穴を埋めるのは容易ではないですけど……
ランオフェンスが作れなかった事が敗因の1つかな。