公式サイト
http://www.letour.fr/index.html
étape 20 Roanne → Montluçon【53km 個人TT】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/2000/etape_par_etape.html
実況はSaschaさん、解説は今中大介さん、永井孝樹さん。
放送開始時でトップタイムを叩き出していたのはペイト、
1h 06m 44s 87というタイムでした。
放送開始直後にTTスペシャリストのカンチェッラーラが映され
第1チェックポイントを21m 30sのトップタイムで通過したとの事。
これはゴールタイムに期待です。
第2計測でラングがペイトの記録を上回る44m 12sを出しましたが、
TTスペシャリストのミラーが31秒上回る43m 41sで通過。
これは好記録と思っていたら、
直後にやってきたカンチェッラーラが42m 38sで通過。
これはカンチェッラーラが圧倒的過ぎる。
ラングが1h 06m 09s 20、ミラーは1h 05m 27s 49と
次々とトップタイムが塗り替えられましたが……
カンチェッラーラは2位に1分16秒の差をつける
1h 04m 11s 88というものすごいタイムをたたき出しました。
カンチェッラーラに対抗できる選手はなかなか現れませんでしたが、
最初の個人TTで優勝したシューマッハーが
第1計測地点でカンチェッラーラと同タイムと好発進を見せます。
1分58秒差で新人賞争いをしている
クルイジガーとアンディ・シュレクが相次いでスタート。
ここの争いにも注目です。
シューマッハーは第2計測で12秒77遅れ、
これでカンチェッラーラを上回るのは厳しくなったか……
と思ったら、最終計測地点で14秒上回ってきた。
ゴールタイムは1h 03m 50s 48、
カンチェッラーラのタイムを21秒も上回ってきちゃった~。
これは凄い、世界選手権でのTTにも期待が持てそうです。
クルイジガーとアンディ・シュレクは、
第1計測でクルイジガーが35秒上回りました。
あとタイム差は1分23秒残しています。
総合争いは5位から上の5人に絞られているので
その5人だけ追っていきます。
第1計測地点では
5位 メンショフ、21m 52s(22s 遅れ)
4位 エヴァンス、22m 08s(38s 遅れ)
3位 コール、22m 04s(34s 遅れ)
2位 フランク・シュレク、23m 01s(1m 31s 遅れ)
1位 サストレ、22m 16s(46s 遅れ)
この時点では、サストレ、コール、エヴァンスの順、
ただコール、エヴァンス、メンショフの順位に関しては
まだまだこれから入れ替わりそう。
サストレは良い入りをしましたが……息切れしないか心配です。
新人賞争いの2人は……
クルイジガーは1h 07m 11s 84でゴール。
アンディ・シュレクは1h 07m 52s 84、
アンディ・シュレクが新人賞ジャージを守りました。
第2計測地点では
5位 メンショフ、43m 46s(1m 08s 遅れ)
4位 エヴァンス、44m 08s(1m 30s 遅れ)
3位 コール、44m 11s(1m 33s 遅れ)
2位 フランク・シュレク、46m 27s(3m 49s 遅れ)
1位 サストレ、44m 30s(1m 52s 遅れ)
ここでフランク・シュレクが大きくタイムを失い脱落。
コールも序盤がオーバーペースだったのか失速。
サストレ、エヴァンス、コールの順に、
他の2人の表彰台はちょっと厳しいか。
第3計測地点派ゴールに近いので省略……
それではゴールタイムを見ていきます。
総合5位(2m 39s遅れ)のメンショフは、1h 05m 45s 36(1m 54s 遅れ)。
まずまずの好タイムをたたき出しましたが、
上位勢の出来が良すぎました。
総合4位(1m 34s遅れ)エヴァンスは、1h 05m 55s 54(2m 05s 遅れ)。
TTが得意というのが分かる上手い走りを見せました。
しかしサストレには届かず……ここまでタイム差が大きすぎました。
総合3位(1m 33s遅れ)コールは、1h 06m 11s 00(2m 20s 遅れ)。
前半飛ばしすぎたのか後半は少し失速。
それでも表彰台を確保しました。
これはこれからが楽しみな選手が出てきました。
総合1位のサストレは、1h 06m 24s 79(1m 54s 遅れ)。
貯金を活かした安定した走りで
マイヨ・ジョーヌを自ら守り抜きました。
総合2位(1m 24s遅れ)フランク・シュレクは
サストレに抜かれたためタイムが見られず。
しかし表彰圏内から落ちてしまいました。
総合1位、マイヨ・ジョーヌはサストレが守りました。
山岳賞のコール、ポイント賞のフレイレは変わらず、
新人賞もアンディ・シュレクが守った形となりました。
・étape 20 成績
1位 1h 03m 50s ステファン・シューマッハー(GST)
2位 + 21s ファビアン・カンチェッラーラ(CSC)
3位 + 1m 01s キム・キルシェン(COL)
・総合成績
1位 84h 01m 00s カルロス・サストレ(CSC)
2位 + 1m 05s カデル・エヴァンス(SIL)
3位 + 1m 20s ベルンハート・コール(GER)
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/2000/classement/index.html
(ステージ成績と総合成績、他のポイント賞に関しても
タブをクリックすると見られます)
étape 21 Étampes → Paris Champs-Élysées【143km】
http://www.letour.fr/2008/TDF/LIVE/fr/2100/etape_par_etape.html
最終日は勝者を称えるパレード走行の後、
周回コースでは今年のツール最後のステージ優勝を決めるべく
熱いゴールスプリントが見られるはず……
まさか逃げ切り勝利なんて起きないよね?