スーパー覇者NYG、充実戦力のDAL、
そしてWAS、PHIと今年も激戦になりそうなNFC-EASTです。
DAL ダラス・カウボーイズ
攻守ともにリーグでもトップクラスのタレントを抱えるDAL。
よほどの事がなければプレーオフには行けそうな陣容です。
オフェンスは昨季活躍した選手がほぼ残留。
唯一の不安は2枚目のRBが新人のジョーンズという点ですが、
彼が活躍すれば隙の無いオフェンスになりますよ。
ディフェンスはオフェンスほど派手さは無いのですが
それぞれが役割をきちんと理解している感じ。
やや不安なのが2人抜けたCB陣ですが
問題児CBアダム・ジョーンズが実力を発揮すれば
大きな問題にはならなさそうです。
NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
昨季のスーパー覇者、今季はマークされる立場ですが
開幕前にいきなり問題が発生。
リーグを代表するDEウメニオーラがこの時期にIR入り、
引退したDEストレイハンに復帰を打診していますが……
DE陣が一気に層が薄くなってしまった影響が出なければ良いのですが。
LB・DB陣もこれまた層が薄いので、生命線のDLで
プレッシャーをかけられないと大崩れしそう。
オフェンスは今年もQBイライの出来次第かな。
RB・WRの駒は他チームも羨むほどなので
イライの安定感が増す事で戦いは優位に進められるようになるはず。
WAS ワシントン・レッドスキンズ
終盤の猛追でプレーオフの座を奪ったWAS、
ここ数年は後半戦で強さを見せているだけに
スタートダッシュを決めたいですね。
いきなり2人のDEを失ったディフェンスですが
すぐにDEテイラーを獲得して1人を穴埋め。
層が薄くなったのは心配ですが強力なユニットになりました。
LB・DBは安定感ある仕事をする選手揃いなので不安は小さいです。
問題は駒数が圧倒的に足りないオフェンス。
特に問題なWRは2巡で2人指名しましたが、
どちらかが戦力にならないと厳しい戦いを強いられそう。
RBも層が薄いので怪我が心配ですが……
戦力的にはかなり評価できるので上位2チームを食う可能性もありそう。
PHI フィラデルフィア・イーグルス
昨季は8勝8敗でしたが一度も勝ち越せないまま終了。
そんな実力ではないと思うのですが、
戦術と選手がミスマッチだった感じでした。
そのミスマッチを解消するような選手は獲得できず。
オフェンスではRBウェストブルックの負担を減らしたいのですが、
レシーバーも絶対的エースが居らず、今季もやりくりが難しそう。
ディフェンスは水準よりやや上ではありますが
圧倒的な力を持つ選手があまり居ないのが心配。
CBサミュエルの獲得にお金使いすぎちゃった感じがします。
ちょっとバランスが良くないように感じるので
激戦のこの地区では苦戦は必死かも。