etapa 8 Andorra - Salardú / Naut Aran / Pla de Beret 【151km】
http://www.lavuelta.com/08/espanol/recorrido/8_altimetria.html
3日連続山岳ステージの2日目、
終盤に1級山岳2つという
実況は谷口広明さん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点では5人が逃げており100km地点付近を走行中、
大集団とは5分強の差がついていました。
大集団では数人が巻き込まれる落車が発生、
アニョーリなどは激しく落車したようですが再び走り出しました。
1級山岳Port de la Bonaigua
標高差1110m 距離19.7km 平均勾配5.6% 最大勾配8.0%
標高2070mと今年のブエルタ最高地点まで登ります。
先ほど落車したアニョーリがスリップで落車。
さらにレベッリンも落車と、大集団では落車が相次ぎます。
取り立てて難しそうな感じじゃなかったのにな……。
逃げ5人の中からモンクティエがペースアップ、
この動きに他の4人も付いていきますが、
いよいよ勝負所が近づいてきた感じです。
大集団もどんどんと人数が絞られています。
山頂まで5kmというところでモンクティエが抜け出しに成功、
さらに残された4人からジョリーが追走を始めました。
ガラーテは一番早く脱落していきました。
1級山岳Port de la Bonaiguaはモンクティエがトップ通過、
23秒遅れで追走の3人が通過、大集団は1分
モンクティエは下りでジョリーに追い付かれましたが
最後の1級山岳Alto de Pla de Beretの登りですぐさま突き放します。
標高差400m 距離6.2km 平均勾配6.4% 最大勾配7.0%
先ほどよりも短いですが、それぞれが力を注ぐ勝負所となります。
総合を争う選手の多くは追走集団にいましたが
サストレは既に遅れていました。
モンクティエ以外の逃げメンバーは全員が追走に吸収。
またサストレはマイペースで走り続け追走集団に追い付きました。
そして追走集団からコンタドール、バルベルデが抜け出しに成功。
この動きに追い付けたのはアントンのみ、
他の選手は切り離されてしまいました。
残り3kmでモンクティエと追走3人の差は40秒差、
これはモンクティエの逃げ切り成功か。
モンクティエは1級山岳Alto de Pla de Beretの山頂をトップ通過。
30秒以上のタイム差がついていましたし、
追走の3人は牽制が入ってしまいペースが上がらず……
結局モンクティエがそのまま逃げ切りに成功しました。
追走の3人の中では、バルベルデが抜け出し2位でゴール。
コンタドールは3位でしたがボーナスタイムをしっかりゲット。
ライプハイマーは追走3人から5秒遅れ、
マイヨオロはしっかり確保しました。
このステージで優勝したライプハイマーがマイヨオロを奪還。
ポイント賞はバルベルデが獲得。
山岳賞はバッランが維持、
コンビネーション賞はコンタドールが獲得と
山岳賞以外のジャージが全部変わりました。
etapa 8 成績
1位 4h 24m 58s ダヴィ・モンクティエ(COF)
2位 + 34s アレハンドロ・バルベルデ(GCE)
3位 + 34s アルベルト・コンタドール(AST)
http://www.lavuelta.com/08/espanol/resultados/etapa8.html?e=1
総合成績
1位 28h 20m 23s リーヴァイ・ライプハイマー(AST)
2位 + 21s アルベルト・コンタドール(AST)
3位 + 49s アレハンドロ・バルベルデ(GCE)
http://www.lavuelta.com/08/espanol/resultados/general8.html?e=8
etapa 9 Vielha / Mijaran - Sabiñánigo 【200.8km】
http://www.lavuelta.com/08/espanol/recorrido/9_altimetria.html
終盤は平坦ですが、それまでに4つの山岳を越えなくてはなりません。
最後の山岳からゴールまで70kmあるので、
大きなタイム差が生まれないかもしれませんが、
大逃げの成功もありえそうです。