大会公式サイトhttp://www.lavuelta.com/ ETAPA 9 Antequera -> Valdepeñas de Jaén【163.7Km】
コース図等
http://www.lavuelta.com/13/es/recorrido/index.html?e=9山岳ステージ3連戦2日目。
このステージ、山岳は2級の1つだけですがアップダウンが続き
さらにゴール前の1kmは山岳設定はされていませんが
最大勾配27%という激坂での登坂ゴールだけに差が付きそうです。
実況は栗村修さん、解説は飯島誠さん。
放送開始時点では5人が逃げており104km地点付近を走行中
大集団とは3分弱の差がついていました。
大集団は逃げまでのタイム差は2分ぐらいまで縮めた後
少し詰めるペースを落としました。
後半の起伏がやや激しいから、早めに詰めてきた感じかな。
1つ目のスプリントポイントでは争いなくルーが先頭で通過。
続いて約10km先にある2つ目のスプリントポイントも争いなく
今度はモンドリーを先頭にして通過していきました。
大集団はここで約30秒差まで詰めてきており
登坂に入る前に逃げ5人を吸収しそうな勢いです。
残り30kmを切ったあたりで大集団がすぐそこまで迫ってきました。
そんな中で逃げ集団からアラメンディアがアタック、
最後の粘りを見せようとします。
しかし粘りも長くは続かず残り21km付近で吸収されました。
代わってチュルーカが飛び出し単独で先頭に立ちました。
2級Alto de los Failesの登坂に入ろうかというあたりで
大集団内で落車が発生、これで集団は分裂しました。
続いてはキセロフスキーがアタック、
チュルーカに一気に追い付くと、ここでチュルーカが遅れ始めました。
続いてアタックしてきたのがボアッソンハーゲン
キセロフスキーに背後につかせることもせずに抜き去りました。
ボアッソンハーゲンが先頭で山頂を通過。
エデが山岳ポイントを重ねるために集団から先行し2位通過。
大集団は10秒弱の差で通過しており
これは下りでボアッソンハーゲンを吸収しちゃえるかも。
逆にボアッソンハーゲンが独走する可能性も……
レースの展開は後者に、タイム差がどんどん広がっていきます。
差を詰められない大集団からフレチャがペースアップ、
集団から抜け出し単独で追走を始めました。
さらにルイス・レオン・サンチェスもアタック、
フレチャをかわし2番手に浮上、どんどん差を詰めていきます。
大集団も選手はだいぶ減っていましたが
少しずつ差を詰めていき、フレチャを吸収
残すボアッソンハーゲンも残り2kmを切った所で吸収
40人ぐらいの集団にステージ優勝争いは絞られました。
残り1kmを切ってゴール前の激坂区間に突入。
25%区間でモレーノが抜け出しました。
ここにヴァルヴェルデ、ホアキン・ロドリゲスが反応しましたが
モレーノは差を維持したまま逃げ続けます。
結局モレーノは差を詰められるどころか突き放しての完勝。
ボーナスタイムと付けた差によってマイヨ・ロホも獲得しました。
マイヨ・ロホとポイント賞・複合賞をモレーノが奪取
山岳賞はロッシュ
・ETAPA 9 成績1位 4h 09m 46s ダニエル・モレーノ(KAT)
2位 + 1s アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)
3位 + 5s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
・総合成績1位 35h 58m 34s ダニエル・モレーノ(KAT)
2位 + 1s ニコラス・ロッシュ(TST)
3位 + 19s ヴィンチェンツォ・ニバリ(AST)
http://www.lavuelta.com/13/es/resultados/index.html?e=9