大会公式サイト
http://www.letour.fr/2008/PAT/COURSE/us/index.html
コースレイアウト【252km】
http://www.letour.fr/2008/PAT/COURSE/us/100/le_parcours.html
秋開催のワンデーレース、
スプリンター向けのほぼ平坦基調のコースです。
ザベルの勇姿が見られるのもこれが最後のようですが、
他のスプリンターたちも優勝を虎視眈々と狙っています。
実況はSascha さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では5人が逃げており180km地点付近を走行中、
大集団とは3分半ほどのタイム差がついていました。
放送開始からしばらくはのんびりとしたレース展開。
大集団はタイム差を次第に詰めていきます。
残り30kmを切り、クロシュの登りで逃げ5人からルモワンヌがアタック、
このアタックでザブリスキー、ユーザーが脱落。
大集団からはボネなどが飛び出し脱落したザブリスキーを抜き去ります。
この後も激しくアタックが繰り返され、逃げ9人の集団が形成。
スプリント争いに持ち込みたい大集団では、
ボーネン自らが先頭に立ち引き始めています。
残り15km手前で逃げ集団からこぼれた選手が大集団に吸収、
これで逃げは4人となりましたが、
大集団とのタイム差は10秒を切り射程圏内に捉えました。
しかしこの後大集団は、逃げ4人を泳がせに入ります。
レパンの登りに入った所で大集団とのタイム差は20秒強、
狭い道と直前にあった落車で少し差が開いていました。
この後も小さな登りが繰り返されるのですが、
狭いコースなので追い上げはかなり難しそう。
残り5kmの看板で前の4人は少し緩めたように見えましたが、
諦めず踏み続け差を保ち続けます。
大集団は狭いコースで中切れ気味……
誰が引くのかを譲り合う形でペースがなかなか上がりません。
大集団からはジルベールが飛び出し逃げ4人に合流。
これで逃げ集団にフランセスデジューが2人、
ドラージュがジルベールの為に献身的に引き続け
大集団とのタイム差を縮めさせません。
残り1kmに突入。
逃げ集団の後ろには大集団の姿が見えていましたが、
大集団内では牽制が入って差が縮まらず。
逃げ5人の中で仕掛けたのはヴォゴンディ、
しかし冷静に2番手につけたジルベールはきっちりヴォゴンディを差し
そのままゴールラインを通過していきました。
フランセスデジューがしてやったりのレースを見せました。
引退となるザベルは有終の美を飾る事は出来ませんでした。
大集団内で3番手でゴールし7位フィニッシュ。
自分が見始めた頃に活躍していた中心選手なので
色々な感情が沸き起こってきましたよ。
総合成績
1位 5h 47m 43s フィリッポ・ジルベール(GDJ)
2位 same time ヤン・クイクス(LAN)
3位 same time セバスティアン・テュルゴー(BTL)