大会公式サイトhttp://www.lavuelta.com/ ETAPA 16 Graus -> Sallent de Gállego. Aramón Formigal【146.8Km】
コース図等
http://www.lavuelta.com/13/es/recorrido/index.html?e=16第2週最終日は下る区間が2割程度という脚を使わされるステージ。
最初は3級、続いて2級、最後に1級山頂ゴールと
徐々に難易度が上がっていく上に繋ぎ区間もほぼ登り基調。
休息日前という事もあり仕掛けの多発を期待したい所。
実況は白戸太朗さん、解説は土井雪広さん。
放送開始時点では11人が逃げており98km地点付近を走行中
大集団との差はもう15秒もないぐらいになっていました。
2級Pto de Cotefabloの山頂はセイメンスが先頭で通過
10人超の追走集団は50秒遅れ、大集団は1分ほどの遅れで通過。
スプリントポイント前に追走集団の一部が先頭集団に合流し17人に
スプリントポイントはコーラーが先頭で通過していきました。
大集団は1分半近く遅れて通過。
ここから最後の登坂Sallent de Gállego. Aramón Formigal
に向け
て登り基調の区間に入ります。
タイム差は2分半まで開いていますが
逃げ切りを容認しても大丈夫な感じなので
集団の方は上位勢の駆け引きを重視する可能性もありそう。
先頭集団には更に選手が合流し23人に。
タイム差は3分まで広がってきました。
そして少し登坂が急になった区間で抜け出す動きが出始めます。
この動きはすぐに潰されましたが、登りで少しずつ選手は削られています。
ガラテが抜け出しに成功、バルギルとシェレルが合流し
3人が先行する形になりました。
ここに何人かが合流して再び大きめな集団になりかけた所で
バルギルが再度アタック、一気に抜け出しに成功しました。
バルギルは残り7kmでタイム差を30秒超まで広げました。
追走は4人+10人という形になっていますが
バラバラすぎて統率が取れていない感じ。
大集団の方は差を詰めていないので、逃げ切り容認で
上位陣同士のにらみ合いという流れかな。
20人ほどまで絞られたメイン集団で最初に仕掛けたのはヴァルヴェルデ、
しかしついてくる動きが無かったからか自ら集団に戻ります。
先頭を走っていたバルギルですがここにウランが合流。
集団の方ではホアキン・ロドリゲスが抜け出しました。
ヴァルヴェルデもペースを上げるとニバリが遅れ始めました。
これは総合争いも面白くなってきた。
ゴールが近くなった所で先頭の2人に2人が追い付いてきて
4人が一団となって最後のスプリント勝負になりました。
ウランが良いペースでスプリントを仕掛けましたが
最後にバルギルが差し切り、ステージ2勝目を飾りました。
ウランに追いつかれ、更にネルツ、フザルスキーに追いつかれと
不利な状況に見えたバルギルが勝利、粘り強さに脱帽です。
総合で1位のニバリから5分差以内にいた選手もバラバラにゴール。
4位 ホアキン・ロドリゲス 1分41秒遅れ
3位 ヴァルヴェルデ 1分44秒遅れ
7位 ピノ/2位 ホーナー 1分47秒遅れ
6位 ロッシュ 2分03秒遅れ
5位 ポッツォヴィーヴォ 2分04秒遅れ
1位 ニバリ 2分09秒遅れ
上位陣は少しだけニバリとのタイム差を詰めたことに。
ホーナーが22秒も詰めたのは大きいなぁ。
ニバリはこのステージだけ悪かったのか、
それとも調子が下降線をたどっているのか……
休息日を経ての最終週の総合争いは混沌としてきたかも。
マイヨ・ロホはニバリ
ポイント賞はヴァルヴェルデ
山岳賞はエデ
複合賞はホーナー
・ETAPA 16 成績1位 3h 43m 31s ワレン・バルドル(ALM)
2位 same time リゴベルト・ウラン(SKY)
3位 + 3s バルトス・フザルスキー(TNE)
・総合成績1位 64h 06m 01s ヴィンチェンツォ・ニバリ(AST)
2位 + 28s クリストファー・ホーナー(RLT)
3位 + 1m 14s アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)
http://www.lavuelta.com/13/es/resultados/index.html?e=16