ランス・アームストロングの復帰戦
ツール・ダウン・アンダーをようやく見終えました。
ツアー・オブ・カタール、放送中のツアー・オブ・カリフォルニアと
どんどん放送されていっていますが……
まずは30分枠×6で放送されたツール・ダウン・アンダーの簡単な感想を
2つのエントリに分けて書いてみようと思います。
stage1は典型的なゴールスプリントステージ。
2人の逃げを集団がきちんと吸収してゴールスプリントに。
優勝候補の本命、マキュワンが観客に接触して失速。
代わって出てきたのはディフェンディングチャンピオンの
グライペルが先頭に立ちそのままゴール。
ステージ優勝を飾り、総合トップにも立ちました。
逃げていたカイセンとラフエンテがポイント賞、山岳賞をそれぞれ獲得。
第1ステージで逃げを決めたご褒美的なジャージ獲得となりました。
stage2は、3人が逃げていましたがこの逃げも吸収。
その直後一時ランスが先頭集団に飛び出るというシーンがありました。
まだ本調子ではないはずなので断言できませんが、
力はそこそこ戻っている感じがしました。
ただ激しいグランツールに耐えられるかはまだ分かりません。
このステージもゴールスプリントの争いとなりましたが
いち早く飛び出したアラン・デーヴィスが
そのまま後続を寄せ付けずトップでゴールイン。
このステージ優勝で総合1位にも立ちました。
ポイント賞はカイセン、山岳賞のラフエンテは変わらずでした。
stage3は8人が逃げを決めていました。
横風が強いので、逃げにとっては辛い状況ですが
8人居るのでまだマシですかね。
その8人の中ではアタックが繰り返され
徐々に人数が絞られていきます。
追走集団も横風とアップダウンの多いコース設定からか
中切れが起きており、総合1位のアラン・デーヴィスも
追走の後ろにあるメイン集団に置いていかれてしまいました。
そしてグライペルが落車の影響でリタイアに。
これは残念な結果となりました。
さらに10人以上が巻き込まれる大きな落車がまたまた発生。
まだシーズン序盤だから感覚が掴めていないのかな。
ゴール前に小さな山があるのですが、
その手前でマイヤーが抜け出しに成功し山岳ポイントをゲット。
しかし逃げ切りは出来ずゴールスプリントに持ち込まれました。
狭いコースでトレインが組みにくい中、
一気に飛び出したグレアモ・ブラウンが1車身ほど差をつけて
ステージ優勝を獲得しました。
総合1位は同タイムでしたがデーヴィスが獲得しました。
ポイント賞はオグレディが、山岳賞はイリサールが奪取しました。