étape 7 Manosque - Fayence 【191km】
コースレイアウト
http://www.letour.fr/2009/PNC/COURSE/fr/700/etape_par_etape.html
3・3・2・2・2・2・3・1・3・3……10個の山岳ポイントが設定されています。
前日とは違う難しさがあるステージ。
翌日が最終日なので総合成績争いをする選手にとって
勝負所となるステージであります。
実況は谷口広明さん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点では10人が逃げており124km地点付近を走行中。
大集団とは2分半のタイム差がついていました。
放送開始後すぐに6つ目の山岳を通過しましたが、
逃げ集団はポイントを奪う動きも無く、
秩序を持った状態に見えました。
大きな動きが出たのは残り40kmを切った辺り
この日唯一の1級山岳Col de Bourigailleに突入してからでした。
登坂距離10.4kmで平均斜度は5.1%のこの登坂で
逃げ集団からヴェリトスが抜け出しに成功。
大きく差を広げゴール地点を通過、
このステージのゴール前は登りが続くので大変そうだ……
さらに大集団もペースが上がってきて、
ヴェリトスに取り残された9人を吸収しました。
さらにコロムのアタックにコンタドール、
ルイスレオン・サンチェス、シュレクが合流し
総合上位勢が揃う豪華な4人の追走集団が形成されました。
1級山岳Col de Bourigailleの山頂をヴェリトスが1人で通過。
4人の追走集団のうちシュレクを除いた3人が
下りでヴェリトスを捕らえ、さらには置き去りにしていきました。
先頭の3人を追うシュレク、フォイクトにシャヴァネルが合流。
さらにこの3人も先頭の3人に追いつき6人の集団となりました。
6人になった集団に動きが出たのは残り17kmを切った所、
ルイスレオン・サンチェスが得意の下りを使ってアタック、
他の5人はこの動きについていく事が出来ず
差が一気に広がっていきました。
残り10kmでタイム差は30秒以上、総合争いが僅差なのですが
面白いタイム差まで広がってきました。
残り5kmを切った所で追走集団からコロムがアタック、
他の選手もついていきましたが、コンタドールだけが遅れ始めました。
逃げていたルイスレオン・サンチェスはそのまま逃げ切り優勝。
コロム、シュレク、シャヴァネルの2位集団に
50秒の差を付ける圧勝劇でした。
総合でも1分以上のタイム差をつけ総合優勝に大きく近づきました。
コンタドールはずるずると遅れ始め、
後方に居た集団にも抜かれてしまい結局2分54秒遅れでゴール。
トラブルがあったかのような失速……何が起きたんだろう。
総合1位はステージ優勝したルイスレオン・サンチェスが獲得。
ポイント賞はシャヴァネルが獲得。
山岳賞のマルティン、新人賞のシールトラーイェルスは変わらずでした。
・étape 7 個人成績
1位 4h 43m 34s ルイスレオン・サンチェス(GCE)
2位 + 50s アントニオ・コロム(KAT)
3位 + 50s フランク・シュレク(SAX)
・étape 7 終了時 総合成績
1位 28h 05m 45s ルイスレオン・サンチェス(GCE)
2位 + 1m 09s シルヴァン・シャヴァネル(QST)
3位 + 1m 21s フランク・シュレク(SAX)
http://www.letour.fr/2009/PNC/LIVE/fr/700/classement/index.html
étape 8 Nice - Nice 【119km】
コースレイアウト
http://www.letour.fr/2009/PNC/COURSE/fr/800/etape_par_etape.html