大会公式サイト
http://www.tds.ch/
8.Etappe Le Sentier > Crans-MontanaJuraparc【181.7km】
コース概要
http://www.tds.ch/tourdesuisse//generated/radsport/tds/strecken/2009_strecke8.html
このステージも登りゴール。
待ち受けているのは3級・1級、
昨日のステージよりもさらに厳しい登りになっています。
翌日が個人TTなのでTT系以外の選手はタイム差を開いておきたい所です。
実況は永田実さん、解説は別府始さん、
放送開始時点では2人が逃げており160km地点付近を走行中。
大集団とは10秒強の差しかついていませんでした。
もう最後の登坂に入っているので、
集団の方はかなりばらけて来ました。
逃げ2人からはウィスが脱落しましたが、
代わって残り20kmでアタックしたモラビートが合流、
2人での逃げとなります。
3級山岳とはいえ、登坂はちょっときつめな感じ。
集団も50人ほどに絞られてきました。
逃げていた2人からヴェッカネンが脱落。
モラビートが単騎で逃げ始めました。
今度はゴメスマルチャンテがモラビートに合流してきましたが、
この2人の逃げも12kmを残して吸収され
集団が先頭に立ちました。
クルイジガーが第2スプリントでポイントを取りに来ました。
カンチェッラーラが3位通過したので、
ヴァリャベッチとの差が少しだけ縮まりました。
クルイジガーはそのまま抜け出しましたが残り10kmで吸収、
カウンターで3人が飛び出しましたがこれも吸収。
この後もアタックが何度か仕掛けられましたが
すべて成功せず総合上位勢は一団のままで進んでいきます。
残り10人強に絞られたのに、まだカンチェッラーラがいる……
サポートも素晴らしかったのですが。
最終日の事を考えると、カンチェッラーラを切り離したい所ですが、
サクソバンクのサポート陣のレベルが高すぎる。
1級山岳Crans-Montanaは
登坂距離7.6km 平均勾配5.5% 最大勾配12%
ここもカンチェッラーラはこなしていってしまいました。
これは総合優勝に大きく近づいたか。
そしてステージ優勝は集団に残った13人での争いになりそう。
残り1kmのアーチを前にしてモンフォールがアタック。
クレーデンの牽きでこれは吸収されましたが、
クレーデン、カンチェッラーラ、クルイジガー、クネゴの4人が
少しだけ抜け出した形に。
しかしこれも吸収されカウンターでマルティンがアタック。
カンチェッラーラが追おうとしましたが伸びず。
クネゴが代わって追いかけてきましたが
マルティンはそのまま逃げ切りに成功しました。
ハイロードはこれで4連勝、6勝目。
大きな成果を得ているレースになっています。
カンチェッラーラは3位で入りボーナスタイム4秒を獲得。
最終日を前に4秒差までタイム差を詰めてきました。
・Etape 8 成績
1位 4h 12m 31s トニー・マルティン(THR)
2位 same time ダミアーノ・クネゴ(LAM)
3位 + 2s ファビアン・カンチェッラーラ(SAX)
・総合成績
1位 32h 19m 48s タデイ・ヴァリャベッチ(ALM)
2位 + 4s ファビアン・カンチェッラーラ(SAX)
3位 + 28s ローマン・クルイジガー(LIQ)
http://www.tds.ch/sportch/upload/gesamt_bulletin_etappe_8komp.pdf
http://www.tds.ch/tourdesuisse/2009/resultate.html