大会公式サイト
http://www.vattenfall-cyclassics.de/index.2.html
Vattenfall Cyclassics【216.4km】
コース概要
http://www.vattenfall-cyclassics.de/strecke.220.html
オーソドックスなワンデーレース。
勝負所は最後の周回コースに待ち受けているヴァーゼベルク。
4回登るこの坂は、仕掛けどころとなり
レースの展開を大きく左右する事になります。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん。
放送開始時では2人が逃げており147km付近を走行中
大集団とは2分20秒のタイム差がついていました。
周回コースの2周目でタイム差は2分15秒、
残りが62km以上あるので逃げ2人は射程圏内に捉えられている状態。
大集団が主導権を握り、いつ吸収するかという展開になっていました。
しばらく2分の差を保っていましたが、
残り50kmを切った辺りから差を詰め始め
残り43kmと距離を大きく残した所で逃げていた2人を吸収しました。
代わってフグルザング、ボーネンがアタック、
さらにカウンターでオフルドがアタックを仕掛け
2回目となるヴァーゼベルグの登坂に入りました。
登坂の途中でブレシェルが抜け出しに成功。
さらに別府史之もアタックを仕掛けました。
一時期は抜け出しましたが、集団のペースが上がり
逃げていたメンバーは吸収されました。
さらに3回目のヴァーゼベルグの登坂を前に
ジルベールとナイエンスが抜け出しますが、坂に入る頃には吸収。
逃げの吸収が早すぎたせいか、レースは頻繁に動き続けます。
ヴァーゼベルグを越えた後にカンチェッラーラがアタック。
この動きで集団が分裂する事に、
これが決まってしまうと面白い事になりそう。
残り20kmを切り、最後のヴァーゼベルグへ。
テュルゴーが1人で抜け出した形で登坂に入りましたが、
すぐに吸収され変わってジルベールが先頭に立ちます。
さらにベンナーティ、オグレディ、ロッシュの3人が合流し
4人での逃げ集団が形成されました。
しかしこの4人の逃げもすぐに吸収され、
集団でのスプリント争いになりそうな気配が濃厚になってきました。
結局この後、逃げを決められる選手が出ないまま残り5kmを通過。
残り3kmを切った所でジルベールが仕掛けるも失敗。
しかしペースが上がり縦長の展開になってきました。
残り2kmを切った所でナポリターノが落車。
優勝候補の1人が消えました。
残り1kmでカンチェッラーラが先頭で牽きます。
大混戦の中でゴールスプリントがスタート。
横一線のゴールスプリントの中で
僅かに差をつけて先頭でゴールしたのはファラー。
1人だけ伸びの差を見せました。
・成績
1位 5h 30m 38s タイラー・ファラー(GRM)
2位 same time マッティ・ブレシェル(SAX)
3位 same time ゲラルド・チオレック(MRM)
(pdf注意)
http://vcc.mikatiming.de/2009/vcc/files/01_Ergebnis.pdf