大会公式サイト
http://www.lavuelta.com/index.html
選手リスト(ジャージをクリックすると選手名が出ます)
http://www.lavuelta.com/09/espanol/equipos/index.html?e=1
etapa 8 Alzira -> Alto de Aitana【204.7km】
コース概要
http://www.lavuelta.com/09/espanol/recorrido/index.html?e=8
3・3・2・3・2・3・2級と7つの山岳を越えた後に
超級の山頂ゴールと前日までとは打って変わって
いきなりハードな山岳ステージ。
総合争いをする選手の調子を計れそうなステージです。
実況はSaschaさん、解説は別府始さん。
放送開始時では、6人が逃げており155km地点付近を走行中、
大集団とは約8分の差がついていました。
7つ目の山岳Alto de Tudonsの山頂の手前で
逃げ集団からウェーニングが飛び出し、山岳ポイント10ptsゲット。
大きく山岳ポイントを稼ぎ、山岳賞争いでトップに立ちました。
そして大集団は5分03秒遅れで山頂を通過、
タイム差がグッと詰まってきました。
下りに入ってサミュエル・サンチェスが遅れていると思ったら
落車をしていたようです。
下りが得意な選手なのに……何があったんだろう。
タイム差が3分台に入ってきたところで、
最後の登坂、超級山頂ゴールのAlto de Aitanaに突入。
登坂距離21.7km 平均勾配5.7% 最大勾配9.5%
長い長い登坂なので持久力が問われる事になります。
第2スプリントポイントでは、フーガーランドが取りに行きましたが
イノーがさらうようにしてトップ通過。
そして登坂でのサバイバルがスタート。
まずは逃げ集団からボネとヴォスが脱落。
そして大集団からクエスタ、デラフエンテの2人が抜け出しました。
さらに逃げ4人からウェーニング、モンクティエが脱落、
続いてイノーも脱落し、フーガーランドが単騎での逃げとなりました。
大集団の方も、人数がかなり絞られてきました。
残り10kmの手前で、マイペースで上がってきたモンクティエが
フーガーランドに追いついてきました。
残り10kmで集団は30人ほどに絞られました。
そこからヴィノクロフが脱落。
2年のブランクを感じさせる苦しい表情が見えました。
残り5km手前でフーガーランドが遅れ始め
モンクティエが単騎で先頭に立ちました。
モンクティエのペースが良い感じで
このまま逃げ切るかな……と思った残り3km、
後方の集団からバッソがアタック、
そしてカウンターで仕掛けたクネゴが抜け出しに成功しました。
クネゴは1分ほどあった差をあっという間に詰めていき
残り1kmを切ってすぐにモンクティエを捉え
そのまま抜き去りました。
結局クネゴはモンクティエに33秒差を付け完勝しました。
総合争いは一気に面白くなってきました。
マイヨ・オロはカデル・エヴァンスが獲得、
そこからバルベルデ、サミュエル・サンチェス、
ダニエルソン、ヘーシンク、バッソまでが46秒差。
これから後のステージでもタイムを稼ぐ選手が出る可能性もありますが、
主要選手が綺麗に上位に揃った形です。
・etapa 8 成績
1位 6h 04m 54s ダミアーノ・クネゴ(LAM)
2位 + 33s ダヴィ・モンクティエ(COF)
3位 + 36s ロベルト・ヘーシンク(RAB)
http://www.lavuelta.com/09/espanol/resultados/index.html?e=8
・総合成績
1位 31h 05m 02s カデル・エヴァンス(SIL)
2位 + 02s アレハンドロ・バルベルデ(GCE)
3位 + 08s サミュエル・サンチェス(EUS)
http://www.lavuelta.com/09/espanol/resultados/general.html?e=8
etapa 9 Alcoy -> Alto de Aitana【188.8km】
コース概要
http://www.lavuelta.com/09/espanol/recorrido/index.html?e=9