大会公式サイト
http://www.tourdownunder.com.au/
選手リスト
http://www.tourdownunder.com.au/teams/start-list
オーストラリアを舞台にした本格的シーズンイン前の
調整的レースでは有りますが、
19チーム、133人が出場、有力選手も多く
この時期にしては豪華なメンバーが揃いました。
・第1ステージ(141km)
114km地点に山岳ポイント、さらにその後に山頂が控えるという
ちょっと異質なコースレイアウト。
第1ステージから展開が予想しにくいですよ。
コーラー、カドリ、ローの3人が逃げて、
集団が追う平坦ステージのような展開。
逃げていた3人ですが、山岳ポイント手前でローがアタックを決めます。
集団の方も分裂するいきなり動きがある展開。
コーラー、カドリは登坂中に吸収されていきました。
下りに入ってローレッガーが集団からアタック。
ローを抜き去り単騎で逃げていきます。
しかし集団はタイム差をコントロールし、
残り10kmでローレッガーを吸収。
ゴールスプリントの争いに入ります。
トレインを形成し主導権を奪いあう中、
チームスカイ、レディオシャックが仕掛けます。
しかし勝ったのは最後に抜け出してきたグライペル。
スプリント力の差を見せ付けるかのような圧倒的な勝利でした。
・第2ステージ(133km)
序盤は登り基調、その後は細かいアップダウンが続くものの
ゴールスプリントの争いとなる公算が高い133kmのコース。
ドラージュ、カイセン、ケンプの3人が逃げていきます。
大集団はじわりじわりとタイム差を詰めていきます。
残り15kmでカイセンが脱落、
残った2人も残り6km付近で吸収されこのステージもゴールスプリントに。
この日は、前日ステージ優勝したグライペル擁する
コロンビアが最初に仕掛けてきました。
グライペルは先頭に立つとそのまま逃げ切り2連勝を達成。
グライペル、ちょっと仕上がり早過ぎないかな?
・第3ステージ(132.5km)
序盤は登りながらその後は平坦基調、最後が周回コースで登りゴールと
仕掛けるポイントが多い132.5kmのコース。
クラシックレースに強い選手が活躍しそう。
このステージは大きな逃げがなかなか決まらない展開に。
スプリントポイントを超えた所でようやく4人が逃げに入った形に。
この4人にかわって、山岳ポイントを抜けた後に2人が抜け出し先頭に。
グティエレスとメイヤーというレベルが高い選手が逃げたからか
集団はタイム差をあまり離さず、適当に泳がせた後吸収。
この後5人が飛び出し周回コースへ突入していきます。
5人は懸命に逃げたものの、最終周回で吸収。
最後の登りゴールで勝敗が決しそうな展開に……と思いきや
カルドソがロングスパートを仕掛けます。
キレの良い走りを見せ、カルドソはそのまま逃げ切りに成功。
これはカルドソしてやったりでした。
・ステージ3終了時点総合成績
1位 9h 53m 38s アンドレ・グライペル(THR)
2位 + 14s グレゴリー・ヘンダーソン(SKY)
3位 + 16s ヘルト・ステーグマン(RSH)