Milano-Sanremo 2010 公式サイト
http://www.gazzetta.it/grandeciclismo/milanosanremo/index.shtml
コースレイアウト【298km】
http://www.gazzetta.it/grandeciclismo/milanosanremo/info_generali_altimetria.shtml
101回目の開催となったミラノ~サンレモ。
ランス出場回避は残念でしたが、
日本人選手2人出場で日本での盛り上がりは期待できそう。
298kmという長距離のレースですがそこそこ起伏も有りますし
何よりゴール前6.2kmに小さな丘があるのが曲者ですよ。
実況は白戸太朗さん、解説は今中大介さん、永井孝樹さん。
放送開始時点では、3人が逃げておりLe Manieの登坂中で
200km地点付近を走行中、大集団とは1分以内の差になっていました。
大集団の後ろにもう1つ集団が出来ていましたが、
そちらの方もだいぶ近づいてきており
中継の映像が届いた後、最初に出たタイム差表示が26秒。
もう吸収は目前という感じになっており、
Le Manieの下りで3人は吸収されていきました。
この後集団はトイレ・補給などを行います。
次なる勝負所に向けて展開を少し落ち着けている感じかな。
残り60km手前でブエが仕掛け抜け出しに成功。
さらに3人がこのブエを追いはじめさらに4人が合流、
7人による追走集団が形成されました。
残り45kmを切った所で追走集団からグラボフスキーが抜け出しに成功。
グラボフスキーはブエをそのまま抜き去りました。
ブエを含め追走の残された選手は大集団に吸収されました。
Cipressaの登りに入って、グラボフスキーは大集団に吸収されます。
さらに大集団はスプリンターを潰す為、そして消耗させる為に
アタックが続発、ペースが上がり集団は千切れがちになってきました。
下りでオフルドが抜け出し、追走で5人、30人ほどの集団という形で
最後の登坂Poggio di Sanremoに入ってきました。
ここに残ってきたのは30人弱で、チームとしてコントロールできるだけの
人数をそろえているチームがパッと見では見当たらないので
展開はかなり予想しにくいですよ、これ。
オフルドは単騎ですが、良いペースで逃げていきますが吸収。
大集団ではガルゼッリの牽きでペースを上げていきます。
そして山頂付近でマイケル・ロジャースのアタックで戦闘開始。
スプリンターも厳しい登坂を何とか食らいついていきます。
集団は縦長の状態になりながらも何とか一団で山頂を通過。
下りに入ってニーバリがアタック、
これで集団が中切れを起こしました。
さらに残り3km、平坦な場所に入ってから再度ニーバリがアタック、
ここにポッツァートがついていきましたが決まりきらず
勝負はゴールスプリントに。
まずはベンナーティが先頭に立ちましたが逃げ切れず、
差してきたフレイレが他選手に1車身以上の差をつける快勝を見せました。
・総合成績
1位 6h 57m 28s オスカル・フレイレ(RAB)
2位 same time トム・ボーネン(QST)
3位 same time アレッサンドロ・ペタッキ(LAM)