コースレイアウト【198km】
http://www.letour.fr/2010/FWH/LIVE/fr/le_parcours.html
J SPORTS初の中継、平日のクラシックレース生放送は初かな?
距離は200kmを切りますが、アップダウンが間断なく続いた上に
さらに20%超の激坂があるMur de Huyを3回登ります。
3回目に登った所がゴール……登坂でドラマが生まれるのか。
それとも逃げ切る選手が出るのか。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では5人が逃げており115km地点付近を走行中、
大集団とは6分の差がついていました。
まずは大集団からベイクランツの動きで追走集団が形成されると
ここからタイム差がどんどんと詰まっていきます。
しかし大集団で落車が発生、優勝候補の選手ではクネゴが巻き込まれました。
追いつけるでしょうけどちょっと厳しいかな。
Côte de Bohisseauの登りに入った所で追走の7人を吸収、
さらに残り50kmで逃げとのタイム差は約1分に、
Côte de Bousalleの登りで追走集団が形成されますが
逃げから大集団までのタイム差は1分を切っており、
大集団はいつでも追いつけるという状態。
逃げ集団からは選手が続々とちぎれていき、
ロースリ、シャンピオン、オジェの3人に。
Côte d'Ahinの登りで逃げからオジェが脱落するも
追走集団を利用して再度逃げ集団に合流、これで逃げ集団は7人に。
さらに大集団からもアタックが仕掛けられましたが
これはすぐに吸収されます。
165km付近にある2回目のMur de Huy、
大集団でアンディ・シュレクがアタックを敢行すると、
優勝候補の選手がチェックに入り一気にペースアップ、
あっという間に逃げ集団が吸収されました。
Mur de Huyを越えた後、フランク・シュレクが抜け出しに成功。
これにロースリ、クルイジガー、タンキンクがついていき
4人の逃げ集団が形成されます。
大集団はこの動きを容認し、30秒ほど間を開けて追走していきます。
Côte d'Ereffeの登りで大集団は牽制が始まります。
これは逃げている4人にとっては追い風です。
大集団が牽制する中、3人が大集団から抜け出し、
逃げている4人を追っていくと、残り6kmで合流。
大集団が迫ってくる中、コロブネフが最後の足掻きでアタック、
残された5人は大集団に吸収。
そして最後のMur de Huyに突入していきます。
登坂が始まる直前に大集団はコロブネフを飲み込みます。
まずはクレーデンが一気にペースを上げ抜け出しに成功。
追う大集団の先頭には有力選手が勢揃いしています。
クレーデンをかわしたのはアントン、
これにコンタドールが合流し26%の激坂区間に突入。
先頭の2人は良いペースで登っていきますが、
坂の終盤でコンタドールが先頭に立ちます。
しかし残り100mで追い上げてきたエヴァンスが
コンタドールをかわしそのままゴールイン。
Mur de Huyでドラマティックな展開が待ち受けていましたよ。
・総合成績
1位 4h 39m 24s カデル・エヴァンス(BMC)
2位 same time ホアキン・ロドリゲス(KAT)
3位 same time アルベルト・コンタドール(AST)
http://www.letour.fr/2010/FWH/LIVE/fr/100/classement/index.html