大会公式サイト
http://www.tds.ch/
9. Etappe Liestal -> Liestal【26.9Km 個人TT】
コース図等
http://www.tds.ch/de/tourdesuisse/generated/radsport/tds/strecken/2010_strecke9.html
ツール・ド・スイスの総合優勝を決める最終日の個人TT。
距離は26.9kmという距離に加え、11.4km地点までは登り基調という事で
差がつき易いコースレイアウトになっています。
ステージ優勝争いはもちろんですが、ヘーシンクが総合首位を守るか、
それとも他の選手が逆転するかの総合優勝争いが熱くなりそうです。
実況は白戸太朗さん、解説は今中大介さん。
放送開始時点ではバッランの33m 41s 60がトップタイムになっていました。
早速カンチェッラーラが映し出されましたが、
ステージ優勝争いではこの人が中心ですね……
と思ったら、ザブリスキーが中間計測地点で
カンチェッラーラを上回るタイムを出してきていたようです。
カンチェッラーラのタイムは32m 38s 12、
バッランのタイムを1分以上も上回ってきました。
そしてザブリスキーは32m 50s 03、
カンチェッラーラが後半だけで20秒ぐらい上回ったのか……
強いなぁ、カンチェッラーラ。
このままステージ優勝が決まるかと思われましたが
マルティンが32m 21s 70
まさかの伏兵がトップタイムを出してきました。
7位 ランス・アームストロング(+ 55s)
33m 30s 08、タイムが期待したほど伸びなかったなぁ。
悪いタイムではなかったのですが……
6位 マッテーオ・カラーラ(+ 54s)
35m 16s 37、タイムトライアル苦手だから仕方ないかな。
5位 ホアキン・ロドリゲス(+ 42s)
34m 40s 34、こちらもタイムが伸びず。
一気に順位を落としていきました。
4位 フランク・シュレク(+ 38s)
33m 35s 62、アームストロングから5秒遅れでゴール
総合優勝の可能性を残しました
3位 スティーブ・モラビート(+ 36s)
34m 00s 27、悪いタイムではなかったですが
下位の選手に一気に抜かれて表彰台圏外へ……残念です。
2位 リゴベルト・ウラン(+ 29s)
34m 17s 29、タイムを大きく落としてしまいました。
これは仕方ないか
1位 ロベルト・ヘーシンク
34m 40s 31 2位ウラン、3位モラビートの上には立ちましたが
その下の選手に逆転されてしまいました。
個人TTの向上が求められますね。
ステージ優勝はマルティン、カンチェッラーラを下したという
大きな価値を持つ勝利となりました。
総合成績は大幅にシャッフルされる形となり
フランク・シュレク、ランス、フグルサングという形に。
しかしフランク・シュレク優勝は正直大穴でした……
上位陣にTTが得意な選手が少なかったこともあるでしょうけど
そこそこ良いタイムでまとめてきましたし、
・9. Etappe 成績
1位 4h 10m 32s ルイアルベルト・ファリアダコスタ(GCE)
2位 + 15s ホセホアキン・ロハス(GCE)
3位 + 19s マキシム・モンフォール(THR)
・総合成績
1位 35h 02m 00s フランク・シュレク(SAX)
2位 + 12s ランス・アームストロング(RSH)
3位 + 17s ヤコブ・フグルサング(SAX)
http://www.tds.ch/sportch/upload/bulletin_09kompl1.pdf (pdf注意)
http://www.tds.ch/tourdesuisse/2010/resultate.html