SNFでAFC-Northの首位決戦、MNFでAFC-Eastの首位決戦。
今週は予見していたかのような好カードが組まれていました。
そしてこの試合はロースコアゲームながら見ごたえある展開。
点が入らないと面白くなく見えがちですけど、
この2チームの対戦はそんな事を感じさせませんね。
放送 GAORA
実況・有馬隼人さん、解説・村田斉潔さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
PIT |
0 |
0 |
3 |
10 |
13 |
BAL |
7 |
0 |
3 |
0 |
10 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2010120513/2010/REG13/steelers@ravens
AFC-Northで8勝3敗で並ぶ2チームの対戦、WEEK 4は14-17でBALが勝っており
BALが勝てば地区優勝に大きく前進、PITが勝てば混沌な状況になります。
PITは2連勝中ですが、前週はBUFに苦戦とやや不安定な内容。
オフェンスはパスの比率が増え、安定感低下と引き換えに得点力アップ。
ディフェンスはここ2戦で19失点、NE戦の大敗から立て直し力を発揮しています。
BALも2連勝中、強力ディフェンスで安定感ある戦いを見せています。
ディフェンスはSリードの復帰でビッグプレイ能力がさらに高くなっています。
オフェンスはタレントが揃いながらも、生かしきれていない感があります。
予想通りのロースコアゲームの展開になりましたが、
ハーフタイムでの調整力の差が後半の逆転劇に繋がりました。
PITはディフェンスのビッグプレイからTDを奪い逆転勝利。
値千金のファンブル誘発を出したディフェンスが勝利の立役者。
第3Qまで10失点に抑え反撃を待ちつつ、敵陣奥深くでサックからボール奪取、
最後もFG圏内ぎりぎりでギャンブルを阻止、勝負強さを見せました。
オフェンスは決定力不足に苦しめられ、最後も敵陣9ydsから
3rd downまでかかってTD奪取と危うかったです。
ラインが変幻自在のラッシュに対応できず
長いドライブを出来なかった点は反省材料ですね。
ランが出せずパスもラッシュに苦しみとオフェンスに課題が多いPITですが
苦しみながらも敵地でライバルを破り1歩リードしたのは大きいですね。
BALはビッグプレイを食らい逆転負けを喫しました。
オフェンスはランに強い相手にパスで打開を目論見ましたが、
パス成功率を抑えられ、10プレイ以上のドライブが2回にあったものの
3 & OUTが5回、最後もQBサックでファンブルロストと
ランが出せなかった問題が結果に表れた感じでした。
ディフェンスは前半は無失点も後半に2FGと1TDを与えてしまいました。
最後のTDはポジションが悪かったのでやや気の毒な感じでしたが、
FGでも大丈夫な状況だっただけに、TDパスを通されたプレイで
ぽっかりレシーバーを空けてしまったのが悔やまれます。
逆転負けで勝敗でリードを許してしまったBAL、
QBフラッコに爆発力がないだけに、ランによるサポートがもっと必要でしょう。
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