プレーオフでは終盤に勢いに乗ったチームが
そのまま勝ち上がることがありますけど、
この試合ではそんな勢いをまざまざと感じさせる内容。
解説の村田斉潔さんが言っていた通り
ATLのリターンTDが調子を上げてきたGBオフェンスを
さらに加速させちゃったのかもなぁ。
放送 GAORA
実況・有馬隼人さん、解説・村田斉潔さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
GB |
0 |
28 |
14 |
6 |
48 |
ATL |
7 |
7 |
0 |
7 |
21 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011011501/2010/POST19/packers@falcons
6位シードからPHIを撃破したGBが、バランスの良さが持ち味のATLと対戦。
WEEK 12では17-20と僅差でATLが制しましたが、差はほとんど無いと言えます。
GBは前週PHIをアウェーで下して勝ち上がってきました。
オフェンスはランが出始めているのが好材料、パスとの相乗効果に期待大。
ディフェンスは粘りを発揮し、失点2位の実力が出しきれるかがポイント。
ATLは13勝を上げ1位シード獲得、隙の小さい陣容です。
オフェンスは成績は並ですが得点5位、ラン・パスともに頼れる存在揃い。
ディフェンスはランに強く、得点圏で強いのが特徴。安定感があります。
序盤はATLペースで進んでいましたが、GBオフェンスが調子を上げた所で
オフェンスが連続しさらに勢いが加速、そのまま突っ走る結果となりました。
GBは序盤は苦戦も、オフェンスが第2Q以降に爆発し大勝。
最初の攻撃はファンブルロストしましたが、その後5連続TD。
ランは苦戦もQBロジャースが31/36 366yds 3TDと素晴らしいパフォーマンス。
2サックありましたがラインが安定しており、パント無しと完璧な内容でした。
ディフェンスは序盤はリードを奪われましたが、
第2Q以降に4ターンオーバーを奪取、リードを奪えてパス偏重になった所に
6サックとプレッシャーをかけられたのが勝因でした。
スペシャルチームがリターンTDを与えた点は数少ない反省材料かな。
オフェンスがリズムに乗り完勝を収めたGB、
またランがやや出せなかった点と、スペシャルチームを改善し
6位シードからの勝ち上がりを狙ってほしいですね。
ATLは序盤は相手のミスに生かすも、その後は逆にミスを連発し逆転負け。
オフェンスは前半はFG圏内で2INT、後半は自陣で2ファンブルロストと
ターンオーバーで自滅。追う立場になりパスに偏り、攻め手が狭まった所で
プレッシャーをかけられる悪循環を抜け出せませんでした。
ディフェンスはオフェンスのミスで出場時間が増え、
後半はパフォーマンスが落ちたのか22分近くも使われ反撃の機会を作れず。
何度かラッシュは届きましたが、DB陣の連携が悪くミドルパスが
ザル状態、
相手の3rd downで8/12と高い成功率を許してしまったのが敗因でした。
1位シードを奪いながらも完敗を喫してしまったATL、
陣容がトップクラスなのは間違いないので、あとはミスをした時の
対応策など若いチームに備わっていないものをカバー出来る
ベテランの補強などもしていく必要がありそう。