Super Bowlには凡戦が多いと言われていましたが、
ここ数年は終盤までもつれる好ゲームが多いですよね。
そして今年も好ゲームになりましたよ!!
良いものが見られました。
放送 NHK-BS1
実況・松野靖彦さん、解説・高野元秀さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
PIT |
0 |
10 |
7 |
8 |
25 |
GB |
14 |
7 |
0 |
10 |
31 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2011020600/2010/POST22/steelers@packers
第45回スーパーボウルは初代王者GBと、制覇回数1位のPITと
スーパーボウルに縁の深い2チームの対戦となりました。
PITは逃げ切り・逆転と自在な戦い方で勝ち上がってきました。
オフェンスは強いラインから繰り出すラン、連携の良いパスと武器は多彩。
ディフェンスはパスにやや弱いものの、失点最少と堅守が売りです。
GBはプレーオフレース脱落寸前から5連勝でスーパーボウル進出。
失点2位のディフェンスはサック・INTとビッグプレイ能力の高さが強み。
オフェンスはプレーオフに入り好調なパスで、堅守を崩せるかが鍵です。
ディフェンスがビッグプレイを繰り出し序盤はGBがリード、
しかしアジャストに成功したPITが追い上げ、終了間際までもつれました。
GBは前半に奪ったリードを守りきり14年ぶりの戴冠を果たしました。
ディフェンスが3ターンオーバー奪取し、それらが全てTDに繋がり
チャンスを確実に生かせたのが大きかったです。
ディフェンスはCBウッドソン離脱と、出場時間増で後半苦しみながらも
ラッシュとバックスの守りが上手く絡まり、
持ち前のビッグプレイ能力の高さを見せて要所を締めました。
オフェンスはロングドライブはほとんど出来ませんでしたが、
ラインがQBロジャースをきっちり守り、好調なパスが生かせました。
14年ぶりのスーパー王者となったGB、若いチーム名だけに
来季以降にも期待できるチームになりそうですよ。
PITはハーフタイムの調整が上手くいったものの一歩届かず。
オフェンスは3ターンオーバーに最後にギャンブル失敗。
前半はランで時間を消費して相手を疲れさせ、後半に一気に攻め入りと
自らの力を信じた落ち着いた戦術でしたが、QBロスリスバーガーの2INT、
そしてRBメンデンホールがファンブルロストと3ターンオーバーで自滅。
内容が良かっただけに、ターンオーバーが無ければと思わざるをえません。
ディフェンスは全体的には良い出来でしたが、ターンオーバー後に
断ち切ることが出来ず2TDを献上、3点差に追いついた後のドライブでも
3rd downでロングパスを通されと、勝負所でプレイを決められたのが誤算でした。
6年間で3回目のチャンピオン奪取とは行かなかったPIT、
しかしポテンシャルと安定感の高さとは示せたので
来季も優勝争いの中心に来るチームになると思いますよ。