公式サイト
http://www.tourdownunder.com.au/
Stage 6 Adelaid City Council Circuit【90.0Km】
コース図等(pdf注意)
http://www.tourdownunder.com.au/__data/assets/pdf_file/
0003/26814/TDU11_MAP_stage6_FINAL.pdf
最終日はアデレードの町を使った周回コース。
4.5km×20周回、アップダウンが少ないので
大きな差がつくのは考えにくいコースレイアウト。
ボーナスタイムの行方で総合争いが決しそうです。
実況はSaschaさん、解説は辻啓さん。
まずはウィルソンがアタック、メイヤーの為に
ボーナスポイントを消すアシストをする感じかな。
ここにオグレディ、イサシ、シャンピオンの3人が合流し
4人が逃げ集団を形成しました。
集団は逃げを容認したとはいえ、8周目にあるスプリントポイントで
ボーナスタイムを狙うゴスの為に、タイム差は開きません。
7周目終了時点で逃げ5人は集団に吸収されましたが、
代わってトラヴィス・メイヤーが兄キャメロン・メイヤーの為に
アタックを仕掛けてきました。
さらに吸収されかけたところでランカスターがアタックしましたが
このアタックも実らず、第1スプリントポイントは
スプリンターの争いに持ち込まれました。
ゴスはカヴェンディッシュを使ってポイントを取りに行きましたが、
マシューズについで2位通過、これでゴスは差を2秒詰め6秒差に。
マシューズも9秒差の3位に上がってきました。
続いては10周目の山岳ポイント。
ここはポイントトップのロバーツが1位通過し
山岳賞ジャージを確定、あとはゴールするだけです。
12周目のスプリントポイント、5人が逃げた状態になっていたので
ガーミンとしては少し楽が出来る展開。
逆にHTCハイロードにとっては厳しい状態でしたが、
他のチームが追い上げ逃げている5人を捉えます。
これはHTCハイロードにとってはラッキーな展開に。
HTCハイロードがゴスの為に、ラボバンクがマシューズの為に
スプリントポイントを取りにいく動きを見せたのですが……
ゴス、マシューズともにポジションが悪くスプリントに絡めず。
上位勢のタイム差は変わらずとなりました。
この後7人の選手が抜け出し逃げ集団を形成。
第2山岳ポイントでは山岳賞がロバーツに決まったので
集団は動かず、逃げ7人での争いに。
ドッカーが先頭で通過していきました。
18周目で逃げ7人からオグレディがアタック、
これにセレンセン、サーナーがついていき3人が抜け出します。
おいていかれた4人は大集団に吸収、
最後まで逃げていた3人も19周目に吸収されました。
最終周回に入り、集団先頭では激しい位置取り争いが繰り広げられます。
かなり白熱していましたが、落車など大きなトラブルは起きず
そのままゴールスプリントの争いに。
チームスカイがトレインを作っていましたが、
ゴスをつれてきたレンショーが先頭に……
しかしゴスは走路を塞がれたのかレンショーについていけず。
再びチームスカイのトレインが差し返し
スウィフトが先頭でゴールインし、2位がヘンダーソン。
チームスカイが1・2フィニッシュをしたことで、
メイヤーの総合優勝が決まりました。
タイム差は2秒……第2スプリントポイントが
ドラマを生み出す要因となりました。
・Stage 6 成績
1位 1h 53m 47s ベン・スウィフト(SKY)
2位 same time グレゴリー・ヘンダーソン(SKY)
3位 same time マシュー・ゴス(THR)
http://www.tourdownunder.com.au/race/results-2011/IG-markets-stage-6-results-2011
・総合成績
1位 17h 54m 27s キャメロン・メイヤー(GRM)
2位 + 02s マシュー・ゴス(THR)
3位 + 08s ベン・スウィフト(SKY)
http://www.tourdownunder.com.au/race/results-2011/overall-standings-2011
・総合優勝
キャメロン・メイヤー(GRM)
・スプリント賞
マシュー・ゴス(THR)
・山岳賞
ルーク・ロバーツ(UNI)