大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/MilanoSanremo/2011/it/
Milan-Sanremo【298km】
http://www.gazzetta.it/Speciali/MilanoSanremo/2011/it/MS_2011_alt.html
クラシックレースの見所が詰まった春を代表するレース。
300km弱という長い距離に加え、
終盤にはアップダウンが繰り返されます。
スプリント争いになるか、それとも逃げ切りになるのか
どちらもありえる面白いレイアウトです。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん、永井孝樹さん。
放送開始時点では2人が逃げており210km地点付近を走行中、
大集団とは1分強の差がついていました。
宮澤選手も逃げていたようですが、
中継開始前に大集団に吸収されたようです、残念。
Le Maniでは落車が連発していたようで、
ボーネン、ハスホフトらが遅れた模様。
下りでもフレイレが落車、こちらも遅れた模様。
追走集団を形成しメイン集団を追っていきます。
逃げ集団はここで逃げをあきらめた感じで、
メイン集団に差を一気に詰められていきます。
逃げていた2人は吸収され、50人弱のメイン集団、
有力選手が多く含まれる追走集団という形になりました。
メイン集団はモチベーションが高いのかペースが速く、
逆に追走集団はダメージがあるのかペースが上がらず、
あっという間に2分以上の差がついてしまいました。
Capo Bertの登りに入る頃には差は2分を切ってきました。
差は詰まってきましたが、後ろに残された選手に脚が残るかなぁ。
Cipressの登坂で1分ほどの差、先頭の集団では
バッランが仕掛けてきました。
この動きは失敗しましたが、逃げ集団が活発なのが伺えます。
対して追走集団の方は牽くチームが定まらないのか
メイン集団に比べペースが遅いように感じます。
先頭集団からポポヴィッチが抜け出します。
集団はあわてず吸収しました。
Cipressの山頂、追走集団は分裂しており
追う力が落ちちゃったかな。
追走集団から抜け出したスカルポーニは30秒弱の差、
さらに下りで詰めて残り15kmを切った所で先頭集団に合流。
スカルポーニは賭けに勝った形か……と思ったら、
先頭集団からシェネルが抜け出しに成功、
これに3人がついていき4人の逃げ集団が出来ました。
Poggio di Sanremの登坂に突入、4人と追走との差は30秒弱。
先頭4人からはヴァンアーベルマートが仕掛けて抜け出します。
追走集団からはニバリが抜け出し、遅れたオフルドを抜きました。
Poggio di Sanremの登坂が終わった所で
ヴァンアーベルマートと追走3人の差は10秒強、
メイン集団もだいぶ差を詰めてきました。
ヴァンアーベルマートは粘り続けていましたが、
サンレモの街に入ったところで追走集団に追いつかれると、
代わってオフルドがアタック、さらにジルベール、ポッツァートと
有力選手が次々と仕掛けてきました。
残り1kmでバラけながらも先頭は8人、
ニバリを先頭に牽制しあう中でスカルポーニがアタック、
しかしゴスが唯一残ったスプリンターの脚を見せつけ優勝。
面白い展開のレースでした。
・総合成績
1位 6h 51m 10s マシュー・ゴス(THR)
2位 same time ファビアン・カンチェッラーラ(LEO)
3位 same time フィリップ・ジルベール(OLO)
http://www.gazzetta.it/Speciali/MilanoSanremo/2011/it/download/ArrivoMilano-Sanremo.pdf