放送 GAORA実況・近藤祐司さん、解説・村田斉潔さん。
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
PIT | 7 | 3 | 21 | 7 | 38 |
GB | 7 | 7 | 7 | 10 | 31 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2013122212/2013/REG16/steelers@packers3年前のスーパーボウルの組み合わせですが、負けるとプレーオフ進出が
絶たれるPITに、他チームの動向で可能性が潰えるGBという崖っぷち対決。
PITは開幕4連敗から立て直し、プレーオフ戦線に踏みとどまっています。
オフェンスはラインが向上、パスが安定したのが復調の要因です。
一方ディフェンスはラインの改善がいまいちでラン守備の弱さが不安材料。
GBはエースQBを欠いたのが響きプレーオフ当落線上をさまよっています。
オフェンスはQBフリン体制が馴染み、計算できるようになったのが好材料。
ディフェンスは8試合連続20失点超、層の薄さを補う策がほしい所です。
第4QにGBが連続10得点で同点に追いつきと勢いを見せたのですが、
PITがファンブルリカバーで悪い流れを絶ち、そのまま勝利に繋げました。
PITは値千金のビッグプレイで、プレーオフ進出の可能性を残しました。
オフェンスはTD奪取直後にターンオーバーを2回と乗りきれず、
最後のTD奪取も相手の反則に助けられるという幸運もありました。
しかしギャンブルは2回とも成功、4TD 1FGと勝負所を抑えました。
ディフェンスどちらもTDに繋がった2つのターンオーバーが効果的。
しかしは相手のエースRBが途中から不出場も31失点と
この試合では強みのパス守備が空回りしたのは要修正です。
厳しいながらもプレーオフ進出の可能性を残したPIT、
まずは目の前のBAL戦にベストを尽くすべく、
問題点の洗い出しと、綿密な準備をする必要がありますね。
GBは押せ押せムードの中でミスを犯してしまい敗戦。
オフェンスはRB2人が好調でしたが、パスが奮わなかったことで
主導権を握りきれず。第3QにはINTリターンTDを献上し、
第4Qには致命的なファンブルロストとミスが命取りとなりました。
ディフェンスは第3Qには2ターンオーバー奪取はしたものの
相手が予想以上にランで攻めてきたことに最後まで対応できず。
スペシャルチームも残り時間が少ない状況で反則で1st downを献上、
そこからTDに繋げられと厳しい状況を作り出したのが響きました。
3ユニット全ての細かいミスの積み重ねが最後にたたったGBですが、
CHIが敗れ最終戦の直接対決で地区優勝の目が残ったのは救い。
ボールセキュリティの意識向上を図り逆転優勝を掴みとりたい所です。