大会公式サイト
http://www.letour.fr/2011/CDD/COURSE/fr/
ÉTAPE 7 Pontcharra -> La Toussuire【117.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2011/CDD/LIVE/fr/700/etape_par_etape.html
標高2000m超の超級山岳を越えた後、
1級の山頂ゴールが待ち受けているという
今年のドーフィネを決着させるに相応しいステージ。
優勝狙いの選手の熱い戦いに期待したい所。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では逃げ11人から1人が先行し69km地点付近を走行中
大集団とは2分25秒の差がついていました。
超級Col de la Croix de Ferの登坂途中でしたが、
逃げから遅れた選手たちは大集団に迫られてきました。
そして大集団からホアキン・ロドリゲスがアタック、
山岳賞逆転が狙えるだけに意欲は高そう。
この動きに有力選手もついていき新たな追走集団が出来ました。
そしてホアキン・ロドリゲスとヘーシンクが追走から少し飛び出します。
単独で逃げているピノーが超級Col de la Croix de Ferを先頭で通過。
ケルヌが合流した3人の追走集団は、頂上付近でメイン集団に合流され
15人ぐらいが一団となって1分遅れで山頂を通過しました。
総合上位勢はリスク回避でほどほどのスピードで下っていくと見て
下りに入ってヴォクレールがアタック。
これは総合を狙わないからこそ出来るアタックだなぁ。
ヴォクレールはピノーに追いつき、先頭は2人に。
しばらくは2人で下っていたのですが、
ヴォクレールとピノーでコース取りの差があり
ピノーが徐々に遅れ始めます。
下りが終わり、いよいよ1級Montée de la Toussuireに突入していきます。
追走から少し抜け出ていたガラテ、ヘーシンクですが
ガラテは牽く役目を終えて下がっていきました。
ヘーシンクはあっという間にピノーに追いつき、2人で追っていきます。
その後ろにいる有力選手が揃う集団は、まずは互いの動きを見る形。
残り10kmで追走2人がヴォクレールに追いつき
先頭集団は3人となりました。
新人賞ジャージを来たコッペルが集団から千切れそうですが、
2分44秒差で追うルイヒがまだ残っているだけに
なんとか耐え切りたい所。
メイン集団で最初に仕掛けたのはセレンセン、
残り6km手前で飛び出し前を追っていきます。
セレンセンは1kmほどで前の3人に合流しました。
メイン集団で次に仕掛けたのはヴァンデンブロック、
ヴィノクロフがすぐに反応しこの動きは潰されます。
しかしヴァンデンブロックはどんどんと仕掛けていきます。
この仕掛けで逃げ4人が視界に入ってきました。
追いつかれてきた4人はペースアップしましたが、
ホアキン・ロドリゲスのアタックで追いつかれました。
さらにヴィノクロフ、ヴァンデンブロック、
そして遅れてエヴァンスが先頭4人に合流。
牽制の動きの間にメイン集団にも追いつかれました。
結局抜け切る選手がいないまま、13人でゴール前に。
ホアキン・ロドリゲスが早めにスパートを仕掛けると
一気に100m以上の差をつけてしまいます。
ホアキン・ロドリゲスは圧倒的なスパートで2連勝。
総合ではいまいちでしたが、ポイント賞、山岳賞を獲得しました。
総合優勝はウィギンスが守りきりました。
リーダーになってからの対応力が見事でした。
・ÉTAPE 7 成績
1位 3h 24m 30s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 + 31s ティボー・ピノ(FDJ)
3位 + 39s ロベルト・ヘーシンク(RAB)
・ポイント賞
ホアキン・ロドリゲス(KAT)
・山岳賞
ホアキン・ロドリゲス(KAT)
・新人賞
ジェローム・コッペル(SAL)
・総合成績
1位 23h 16m 11s ブラッドリー・ウィギンス(SKY)
2位 + 1m 26s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 1m 49s アレクサンドル・ヴィノクロフ(AST)
http://www.letour.fr/2011/CDD/LIVE/fr/700/classement/index.html