大会公式サイト
http://www.tds.ch/
6.Etappe Tobel-Tägerschen -> Triesenberg/Malbun【157.7Km】
コース図等
http://www.tds.ch/sportch/upload/2011_marschtabelle6_detail_neu2.pdf
3級山岳2つを小手調べという感じで越えた後、
超級Triesenberg/Malbunの頂上ゴール。
約13kmの長い登坂は勝負所になること必至。
ここから総合争いは本番となりそうです。
実況は谷口広明さん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点では3人が逃げており115Km地点付近を走行中
大集団とは4分半ほどの差がついていました。
放送開始してすぐに総合2位のソレールが落車し
リタイヤしたというニュースが……
2位という位置でリタイヤってのはよほどの事でしょうから
体が無事なのかとても心配になります。
放送が始まってからほとんどタイム差は変わりませんでしたが、
残り25kmでカンチェッラーラが大集団を牽き始めると
タイム差が見る見るうちに縮まり始めてきました。
カンチェッラーラ強すぎるだろ。
これは総合を争う他チームの選手にもダメージを与えられそうなので
サクソバンクはこれを狙っていたのかも。
3級Luzisteigの登坂に突入。
大集団では が抜け出しましたが程なくして吸収。
この後は逃げ3人、大集団とも動きはなく山頂を通過。
タイム差は2分40秒と残る登坂のきつさを考えると
余裕あるタイム差になってきたように思えます。
頂上ゴールとなる超級Triesenberg/Malbunに入ると、
逃げ3人、大集団ともに一気にばらけはじめます。
先頭ではシャヴァネルが脱落、続いて が脱落し
インサウスティが単独で走っていきます。
大集団もディルーカなど有力選手も何人か遅れ
10人ほどまで選手が削られました。
最後まで逃げいてたインサウスティでしたが、
残り5.3kmでメイン集団に追い抜かれました。
この後脱落する選手は居なかったのですが、
ダニエルソンのチェーンが脱落、これは辛い、ついてないなぁ。
残り3kmを切った所でクルイシュウィックがアタック、
これにクネゴが反応しましたが、
クルイシュウィックの走りが軽快、再度差を開いていきます。
クルイシュウィックは最後までペースが落ちず、
メイン集団との差を開いてゴール、ステージ優勝を勝ち取りました。
上位勢を見ると、ライプハイマーが9秒遅れ、
クネゴが18秒遅れ、モレッマ、カルーゾが21秒遅れ
フランク・シュレクは30秒遅れ
順位の変動はありましたが、遅れ気味の選手も
致命傷は免れるように走りきったかな。
クネゴは2位との差を1分以上にして少し余裕を作れたか。
・6. Etappe 成績
1位 4h 12m 03s スティーフェン・クルイシュウィック(RAB)
2位 + 9s リーヴァイ・ライプハイマー(RSH)
3位 + 18s ダミアーノ・クネゴ(LAM)
・総合成績
1位 21h 26m 28s ダミアーノ・クネゴ(LAM)
2位 + 1m 23s バウケ・モレッマ(RAB)
3位 + 1m 36s スティーフェン・クルイシュウィック(RAB)
http://www.tds.ch/sportch/upload/bulletin_etappe_6_gesamt_komplet_klein.pdf