大会公式サイト
http://www.letour.fr/
Étape 21 Créteil -> Paris Champs-Élysées【95km】
コース図等
http://www.letour.fr/2011/TDF/COURSE/fr/2100/etape_par_etape.html
今年のツールもついにシャンゼリゼに凱旋。
このステージの前半は優勝者を称えるパレード走行になります。
後半はパリ市内の周回コース、ステージ優勝を目指した熱い戦いで
21ステージの締めくくりを飾ることとなります。
実況は白戸太朗さん、解説は今中大介さん、栗村修さん。
放送開始時点ではスタート前、ジャージを着た4人が先頭で並び、
走り出すのを待っている状態でした。
走り始めてすぐに記念撮影がスタート。
まずは4賞のジャージが並んだ状態で撮影
続いては総合TOP3が並んで撮影。
死闘を尽くしたライバルを称えあう姿は美しいなぁ。
マイヨ・ジョーヌを着たエヴァンス属する
BMCレーシングが率いる形でレースがスタート。
エヴァンスがチームカーとシャンパンでお祝いをしましたが、
その後にマイヨジョーヌカラーの自転車から通常のに乗り換え……
何かと思ったら乗りなれた自転車でゴールしようという事、
こういう愛着が感じられる行動は良いですね。
BMCレーシングが先導しながら
パリ シャンゼリゼの周回コースに入ってきました。
凱旋門の前のターンをすぎた辺りで
抜け出そうとする選手が出始めますが、
なかなか逃げを決めさせてもらえません。
アタックを決めたのはスウィフト、
これを5人が追っていき、6人の逃げ集団が出来ました。
スプリントポイントは逃げ6人はローテーションのまま通過。
大集団ではHTCがしっかりトレインを作り
カヴェンディッシュも働きに応え先頭で通過。
ポイント賞ジャージにさらに近づきました。
大集団が逃げ6人を泳がせるようにしてレースは進行。
少し差が大きかったため、大集団から仕掛ける選手はでないまま
ラスト1周に突入していきました。
逃げ6人との差は15秒。
大集団からバレドがアタック、これに呼応し
何人かが抜け出そうとしましたが、
HTCハイロードのトレインに吸収されていきました。
バク、スウィフトが逃げ集団から抜け出していましたが、
残り2km手前で大集団に2人とも吸収されました。
一度はトレインを崩されたHTCハイロードですが
残り1km地点では再度トレインを組み直し主導権を握ります。
レンショーを発射台にカヴェンディッシュがスプリント開始。
カヴェンディッシュは追ってくるボアッソン、グライペルらを
寄せ付けずステージ優勝、今年のツール5勝目と
スプリントでは他を寄せ付けない力を見せ付けました。
これで今年のツール・ド・フランスが終了。
色々なトラブルがありましたが、
特に大きいトラブルを受けたフーガーランド、フレチャが
乾燥したのは救いになったかもしれません。
優勝候補コンタドールの脱落により大混戦になりましたが
エヴァンスがついに戴冠、感激のあまりに
涙を浮かべたシーンが印象的でした。
若手も生きの良い選手が出てきましたし来年も楽しみです。
・Étape 21 成績
1位 2h 27m 02s マーク・カヴェンディッシュ(THR)
2位 same time エドヴァルド・ボアッソン(SKY)
3位 same time アンドレ・グライペル(OLO)
・総合成績
1位 86h 12m 22s カデル・エヴァンス(BMC)
2位 + 1m 34s アンディ・シュレク(LEO)
3位 + 2m 30s フランク・シュレク(LEO)
マイヨ・ジョーヌ
カデル・エヴァンス(BMC)
マイヨ・ヴェール(ポイント賞)
マーク・カヴェンディッシュ(THR)
マイヨ・ア・ポワ・ルージュ(山岳賞)
サミュエル・サンチェス(EUS)
マイヨ・ブラン(新人賞)
ピエール・ローラン(EUC)
http://www.letour.fr/2011/TDF/LIVE/fr/2100/classement/index.html