18°Tappa UDINE - RIESE PIO X (203km)
コース図(from J SPORTSサイト)
前日の難コースから打って変わって、ひたすら平坦、ただただまっ平ら、
極端なコースレイアウトだなぁ……。
ここは山岳を抜けてきたスプリンターへのご褒美的なステージ、
激しいゴールスプリントに期待です。
放送開始時点では、先頭は120km付近。
7人の選手が逃げていましたが、集団との差は1分40秒あまりと
もうすでに射程圏内に捉えられているような感じでした。
レースも実況・解説ものんびりムードで1時間ほど進行、
残り40kmのアーチをくぐった後に、
逃げ集団に追いつかれるという危惧が生まれ始めたのか
ローテーションが上手く回らなくなりはじめます。
そして逃げを決めたいゴロウフが、逃げ集団からアタック。
エンヘルス、ルニエ、ベルトゥが追いつき、
周回コースとなるリエーゼ・ピオ・デーチモへ突入。
残りは16.5km×2周……この時点で後続の集団との
タイム差は約1分と、逃げ切りはやや厳しい状況ですが、
先行する4人は懸命に逃げ続けます。
しかしさすがに4人では逃げ切れず、残り7kmで集団が吸収。
コースの後半30km超は周回コースという事で、
すでに下見をした形となっている大集団。
狭いコースという事が分かっているからか、
ここから集団ではゴールスプリントに向けた
位置取りの激しい戦いが始まります。
飛び出した選手も居たもののすぐに潰され、
一団のまま残り1kmに突入。
残り800m手前の左カーブで落車が発生、
巻き込まれた選手もいましたが、
この落車でスピードダウンをさせられた選手は
この時点でゴールスプリントから脱落。
ここで飛び出していたのはペタッキ、
早めの仕掛けでトップに立つと、
そのままゴールに飛び込みました。
500mを超える独力でのゴールスプリントにも関わらず、
他の選手を寄せ付けませんでした、強い。
総合上位勢は全員同タイムでゴール、
タイム差に変動はありませんでした。
・18°Tappa 個人成績
1位 4時間32分51秒 アレッサンドロ・ペタッキ(MRM)
2位 same time マキシミリアーノ・リチェッツェ(PAN)
3位 same time マッティ・ブレシェル(CSC)
18°Tappa 全選手記録
・総合成績
1位 82時間08分26秒 ダニロ・ディルーカ(LIQ)
2位 +2分24秒 アンディ・シュレク(CSC)
3位 +2分28秒 ジルベルト・シモーニ(SDV)
18°Tappa 終了時点総合記録
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