11°Tappa SERRAVALLE SCRIVIA - PINEROLO (198km)
コース図(from J SPORTSサイト)
これから始まる本格的な山岳ステージの前の小休止、
全体的に起伏は少なくスプリンター向けのコースです。
しかし翌日が難度の高い山岳なので、
集団も力を貯める動きを見せるかも……
そうなると逃げ切り勝利の可能性も出てきそうです。
放送開始時点では、110km地点を越えたあたりを
ビュファーズが単騎で逃げており
集団に4分の差をつけていました。
気温が30℃付近まで上がっているとの事で
ペースはかなりゆったりな感じ。
後続の大集団では、ジェラートを食べている姿が……
こんなの初めて見ましたよ。
前日が厳しい登りの頂上ゴールのステージ、
さらに翌日にはチマ・コッピがあるという
これまた厳しいコースが待ち受けている事から、
(チマ・コッピ=レース中の最高峰、今年はアニェッロ峠2744m)
レースは全体的にスローペースで展開。
書く事が無いぐらい何もありませんでした……。
結局、ビュファーズの逃げは残り13kmで吸収され、
一団のままどんどんと進んで行きます。
ティンコフの選手が代わる代わるアタックを仕掛けますが、
完全に抜け出すまでは至らず残り2kmを迎えます。
各チームの選手が位置取りの争いを激しく繰り返しながら
ゴールスプリントへと突入。
ティーンが仕掛けましたが、最後のカーブを曲がるあたりで吸収され
本命たちがスパートを開始。
ペタッキとマキュワン、そして2人の間からバルドゥッチが
上がってきましたが、勝ったのはペタッキ、
今年のジロ3勝目を手にしました。
2位はバルドゥッチ、3位マキュワンの順でした。
先頭がゴールした直後にゴールライン付近で落車が発生。
雨のせいで路面が湿っていたからか多くの選手がコントロールを失い、
マリア・ローザのノエも滑りながらゴールするような
大混乱な状況が生まれてしまいました。
大事に至らなければ良いのですが……。
・11°Tappa 個人成績
1位 5時間46分59秒 アレッサンドロ・ペタッキ(MRM)
2位 same time ガブリエーレ・バルドゥッチ(ASA)
3位 same time ロビー・マキュワン(PRL)
11°Tappa 全選手記録
・総合成績
1位 51時間53分08秒 アンドレア・ノエ(LIQ)
2位 +1分08秒 マルツィオ・ブルセギン(LAM)
3位 +1分15秒 ダビ・アローヨ(GCE)
11°Tappa 終了時点総合記録
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