8°Tappa BARBERINO DI MUGELLO - FIORANO MODENESE (200km)
コース図(from J SPORTSサイト)
前半は上り下りが続くものの、120km過ぎからはほぼ平坦。
スプリンター達の激しいゴールスプリントが期待できそうなコースです。
放送開始時点では逃げ集団は22人、ベッティーニなど
総合上位の有力選手も入っている強力な集団となっていました。
2番手はメインの大集団、前とは6分43秒の差がついていました。
そして5分ほど遅れて後方の集団と、
珍しく3グループに分かれてのレースとなっていました。
ペタッキ、マキュアンといったスプリンターは
一番後ろの集団に置いていかれた為、
ゴールスプリントにはちょっと厳しい状況となっています。
大集団ではマリア・ローザを失いたくないピノッティ属するT-モバイルや、
有力選手にタイム差を付けられたくないチームが協力し、
少しずつタイム差を詰めて行こうとしますが、
逃げ22人と後方の集団とのタイム差はなかなか詰まらず、
6分前後のタイム差のまま、残り30km付近にある
フェラーリのテストコースへ入っていきます。
先頭がテストコースから出て行く頃に、
後続の集団が入れ違いでテストコースへ進入とまだまだ大きな差。
直後の残り26kmの計測地点では4分46秒差と、
逃げ切りが濃厚な状況となってきました。
残り5kmを切り、マルツァーノのアタックをきっかけに
逃げ集団の動きが活性化。
しかしアタックはたくさん仕掛けられたもののなかなか決まらず、
22人がほぼ一団の状態のまま残り1kmを迎えます。
ブルとセラーの2人がやや先行した状態から
残り600m地点でセラーがスパートを開始。
後方からもベッティーニたちが猛烈に追い上げてきました。
懸命に逃げていたセラーでしたが、
残り100mを切った所で集団に飲み込まれます。
そして最後はベッティーニとアルヴェセンの一騎打ちに。
先行していたのはベッティーニでしたが、
アルヴェセンがギリギリで差しきりステージ優勝をさらいました。
総合首位のピノッティ属する大集団は
先頭から4分19秒遅れでゴール。
なんとかマリア・ローザは守りましたが、
2位とのタイム差は一気に縮まり28秒差となりました。
・8°Tappa 個人成績
1位 4時間44分59秒 クルトアスル・アルヴェセン(CSC)
2位 same time パオロ・ベッティーニ(QSI)
3位 same time アッサン・バザイエフ(AST)
8°Tappa 全選手記録
・総合成績
1位 34時間48分34秒 マルコ・ピノッティ(TMO)
2位 +28秒 アンドレア・ノエ(LIQ)
3位 +54秒 セルゲイ・ヤコヴレフ(AST)
8°Tappa 終了時点総合記録
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