6°Tappa TIVOLI - SPOLETO (177km)
コース図(from J SPORTSサイト)
1級・3級・2級と山岳が3つ待ち受けるコース。
スプリンターにとって厳しいコースなので、
逃げ切りの可能性も
放送開始時点では、先頭の選手は90km地点手前で
1級山岳モンテ・テルミニーロの登坂途中。
シュワブ、ラベルデ、ケルヌ、コントリーニ、ピノッティの
5人が逃げており、大集団に6分強の差をつけていました。
モンテ・テルミニーロの山岳ポイントは
ラベルデ、シュワブ、ピノッティの順で通過。
第2山岳のカピスレッロも同じ順で通過していきました。
大集団では、総合上位を占めるリクイガスが
マリア・ローザを手放すためか逃げの集団を全く追わず、
タイム差が8分近くまで広がりました。
最後の山岳、2級のフォルカ・ディ・チェルロの登りで
逃げ集団からラベルデがアタックを成功させます。
ピノッティが何とか追いついていましたが、
他の3人は切り離されてしまいました。
ラベルデはピノッティに譲られて山岳ポイントも獲得。
これで山岳ポイント総合トップに躍り出て
ゴールすればマリア・ヴェルデを獲得となりました。
逃げの2人ラベルデ、ピノッティは
集団とのタイム差は大きく開いた上に
追走の2人シュワブ、ケルヌとの差を広げ、優勝争いは一騎打ちに。
結局、総合首位のマリア・ローザを手に入れる事が
ほぼ確定的となったピノッティが
ラベルデにステージ優勝を譲った形となりました。
4位ゴールだったシュワブは、新人賞争いでトップに立ち
マリア・ビアンカを獲得。
集団は7分09秒遅れでゴールしました。
リクイガスがマリア・ローザを手放したがった事もあり、
3部門の首位が入れ替わった、面白いレースとなりました。
そして総合争いもこれからが本番という感じです。
・6°Tappa 個人成績
1位 4時間58分23秒 ルイス・ラベルデ(PAN)
2位 same time マルコ・ピノッティ(TMO)
3位 +1分30秒 クリストフ・ケルヌ(C.A)
6°Tappa 全選手記録
・総合成績
1位 23時間44分32秒 マルコ・ピノッティ(TMO)
2位 +3分30秒 ユベール・シュワブ(QSI)
3位 +4分12秒 ダニロ・ディルーカ(LIQ)
6°Tappa 終了時点総合記録
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