今回は少しネタバレ含まれますのでご注意ください。
ネタバレ話の前に……裏表紙折り返しに伝説のロードレーサー
エディ・メルクスの逸話が簡単ですが収録されていました。
J sportsで自転車ロードレースを見ていると、
このエディ・メルクスのDVDが宣伝されているのですが
上手いナレーションに所有欲をかき立てられています……
買っちゃおうかな。
さてさて、作品の方では高校選抜合宿の最後の関門、
4人でのリレー形式でのレース中です。
第1走者の寺尾君が落車、足を折りながらも歩いてゴール地点まで到達、
第2走者の大和君にたすきを渡しました。
この話を読んで、今放送中のジロ・デ・イタリアの4°Tappaで
落車に巻き込まれた選手の1人オラクが、
足の付け根の辺りにこぶし大の腫れを作りながらも
ゴールまで走りきった事を思い出しました。
この作品のレースはリレー形式、
ジロ・デ・イタリアはステージレース、
形式こそ違いますが、走りきらないと次へと繋がらないのは
同じルールになっています。
だからこそ選手は痛みが有っても、
本能的にゴールまで走り続けてしまう……
そんな自転車レースの厳しさが感じられるエピソードでした。
講談社
安田 剛士(著)
発売日:2007-05-17
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:440
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