3°Tappa BARUMINI - CAGLIARI (181km)
コース図(from J SPORTSサイト)
放送開始時点では、80kmを越えた辺りと折り返し地点間近。
ヴィスコンティ、ピショ、ビュファーズ、
アッジャーノ、イグナチェフの5人が逃げを決めており、
後方の集団とは6分半ほどの差がついていました。
平坦基調のコースという事もあり、
レースはごくごくオーソドックスな展開になりましたが、
逃げ集団からはヴィスコンティとイグナチェフが抜け出しました。
遅れた3人はスプリントポイントの手前で大集団に吸収されましたが、
スプリントポイントでは逃げ2人でも、大集団でも大きな動きも無く、
淡々とレースが進んで行きます。
残り35km地点で差は4分27秒、10kmで1分のセオリーから考えると
ややタイム差が開きすぎな感がありますが……
集団はペースを上げ、2人との差を詰めていきますが、
残り10km地点でタイム差は1分03秒とギリギリのレース展開。
しかし逃げの2人はやや牽制が入り、
残り5mを過ぎた所で大集団に追いつかれてしまいました。
結局集団のままゴールスプリントへと突入。
残り300m地点でペタッキが先頭に立ちます……
ペタッキの仕掛けがやや早いかと思われましたが、
そのままゴールまで押し切りました。
昨年のジロでは、この3°Tappaで怪我をしたペタッキが、
次の年の3°Tappaで借りを返す勝利……
ゴール後に涙を流す姿からは、
この勝利を渇望していた事が感じ取る事が出来ました。
総合成績では、再びガスパロットがマリア・ローザを獲得。
上位には大きな順位の変動はありませんでした。
・3°Tappa 個人成績
1位 4時間22分57秒 アレッサンドロ・ペタッキ(MRM)
2位 same time ロベルト・フェルスター(GST)
3位 same time マキシミリアーノ・リチェッツェ(PAN)
3°Tappa 全選手記録
・総合成績
1位 10時間03分48秒 エンリコ・ガスパロット(LIQ)
2位 same time ダニロ・ディルーカ(LIQ)
3位 same time アンドレア・ノエ(LIQ)
3°Tappa 終了時点総合記録
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