ほとんどの学校で新学期が始まりましたが、
この時期、塾などでは新規の生徒を集めるべく、
「入学金無料」や「授業料割引」など
様々な特典を用意して生徒集めに精を出します。
生徒が入らなければ売り上げが下がるだけでなく、
高校への合格実績も作れなくなりますから、
生徒集めに必死になるのも頷けます。
で、生徒集めの為によく使われるのが合格実績。
「○○高校 ×名」「▼▼大学 □名」などという数字を、
塾の入り口や折り込み広告で見かける事でしょう。
でもこの数字……あんまりアテにならないのですよね。
まずこの数字を増やす為の下準備として
全県レベルで一斉テストなどを行います。
その中から優秀者を特待生として入学させ、
合格実績を上げるという方法があります。
特待生としても「無料」で塾の高度な授業を使うことが出来、
塾側としても合格実績を上げる事が出来るという事で、
ちょっと違うかもしれませんがWIN-WINの関係となれるのです。
また特待生には受験料を塾などが肩代わりをして、
たくさんの学校の合格実績を作らせようとする事もあります。
また反則ギリギリの手としては、夏期講座だけしか来ていない
生徒の合格実績をも含めてしまう場合も有ります。
合格実績を見ると、自分も成績が上がるかも……
なんて思ってしまうかもしれませんけど、
ただ行くだけじゃ上がらないんですよね。
本人のやる気次第。
だから、よほど評判が良い所でも無い限りは、
塾のために遠くまで通うのは時間もお金も無駄だと思いますね。
ちなみに僕の所は1対1のシステムなので、
合格実績などはほとんどごまかしようが無いです。
ですから本当に実力が問われる事となるのが
厳しくもあり、また面白くもあるのですけどね。
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