NFLで実際に起きた、シンデレラストーリーの映画化作品。
1975年、不況の為に町全体から活気が失われていた
アメリカ北東部の街フィラデルフィア。
そんな暗いムードが伝染したかのように、地元の誇りとなるはずの
NFLチームフィラデルフィア・イーグルスも
シーズン3勝と大低迷していました。
フィラデルフィアに住む主人公ヴィンス・パパーリも
職探しに困窮し、アルバイトをして糊口を凌ぐ日々。
そんな中でイーグルスのHCとして招かれたディック・ヴァーミールが、
資格不要の入団テストを行うと発表。
この入団テストが、ヴィンス・パパーリの物語の始まりでした。
30歳という年齢にも関わらず、40ヤード4秒6という走力を認められ、
入団テストに参加した選手の中でただ1人キャンプに招かれると、
さらにキャンプでもプロとしてやってきた選手を相手に
気骨溢れるプレイを見せてアピールを重ね、
なんと最後の解雇もかいくぐってNFL選手へ生き残ります。
ここまでの話だけでも十分なドラマなのですが……
さらにドラマティックな展開が待ち受けています。
連敗が続いていたヴァーミールHCにとって
初勝利の立役者となったのがパパーリだったのです。
「事実は小説よりも奇なり」と良く言いますが、
あまりにも出来すぎた物語です。
パパーリが寮の部屋に通された時に、
既に隣のベッドを使うはずだった選手が解雇されている。
部屋やトレーニングルームにいる時に
「プレイブックを持って来い」と監督の部屋に呼ばれる。
コーチの足音に怯える当落線上の選手達……
このようなシーンからNFL選手として生き残る厳しさを
感じ取る事も出来るでしょう。
大人も子供も草フットボールに興じていたり、
地元の贔屓チームを応援したりと、多くのシーンから
フットボール文化の深さを感じ取る事が出来ます。
アメリカでは興行収入2週連続1位だった作品が、
日本では公開すらされなかったというのは……
フットボールが馴染みの薄いスポーツだとはいえ、
これだけ良質なドラマを見せてくれる作品が
DVDでないと見られないだなんて勿体無いですよ、これ。
ヴィンス・パパーリとINVINCIBLEのサイト
ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
マーク・ウォールバーグ(アーティスト)エリクソン・コア(監督)グレッグ・キニア(出演・声の出演)エリザベス・バンクス(出演・声の出演)マイケル・リスポリ(出演・声の出演)ケヴィン・コンウェイ(出演・声の出演)カーク・アセヴェド(出演・声の出演)ブラッド・ガン(その他)
発売日:2007-03-21
発送時期:通常1~2週間以内に発送
ランキング:569
おすすめ度:
見事なタッチダウン!
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